New Order

プロフィール

80年5月、ポスト・パンクの代表的な前身バンド、ジョイ・ディヴィジョンのカリスマ・ヴォーカルであったイアン・カーティスが衝撃的な死を遂げる。
イアンを失った残りのメンバーは3人でニュー・オーダーとして活動を再開。82年にはジョイ・ディヴィジョンの影を払うかのように女性キーボーディスト、ギリアン・ギルバートをメンバーに加える。そして、彼らの新しい試みであったデジタル・ダンス・ビート・サウンドが「テンプテーション」、「ブルー・マンデイ」等で大きな成果として表れ、彼らの新しい方向性を確立した。
87年に2枚組みコンピレーション『サブスタンス』をリリースする頃には80年代を代表する偉大なるグループへと成長を遂げた。近年は作品のリリースのインターバルも大物グループらしくゆったりとしたものであり、89年に『テクニーク』をリリースした後、93年発表の大ヒットアルバム『リパブリック』までバンドは個々の活動が目立つようになり、バンドとしてはほとんど解散状態にあった。そして94年にはこのベスト・アルバムを発表。このアルバムのためにバンドはスタジオに篭もり、ニュー・オーダーのクラシック・トラック4曲をリレコーディングした。「トゥルー・フェイス」「ビザール・ラヴ・トライングル」「1963」「ラウンド&ラウンド」が選ばれ、原曲に忠実に、新たな生命を与えられた。しかし多くのファンが予想したように、ニュー・オーダーはこのベスト・アルバムの発表の後、バンドとしての活動を停止してしまう。
しかし98年、突如としてバンドは、レディング・フェスティバルのステージに立った。そして99年、バンドはニュー・アルバムのための制作を開始。2000年3月には映画『ザ・ビーチ』のサウンド・トラックに実に8年振りとなる新曲「ブルータル」を提供。そして2001年7月、ニュー・シングル「クリスタル」発売、8月FUJI ROCK FESTIVAL出演、9月ニュー・アルバム『ゲット・レディー』発売で伝説のバンド、ニュー・オーダーは完全復活を遂げる。
2005年イアンの死から20年。ニュー・オーダーは二つのディケイドを股にかけ、新たな歴史を刻み始める。
2007年5月永年の確執からピーター・フックが脱退し事実上の解散となる。しかし2011年ジリアン・ギルバートが復帰し、ベースにトム・チャップマンを迎えニュー・オーダーとしての再結成ライヴを発表。

ディスコグラフィ

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