パノラマパナマタウン インタビュー公開!抽選でプレゼントも!

ロッキング・オンが主催する「RO69JACK」、「MUSICA」「A-Sketch」「SPACE SHOWER TV」「HIP LAND MUSIC」が主催する4社合同オーディション「MASH A&R」でグランプリを獲得した注目のニューカマーがいよいよメジャーデビュー!!!

”型”にはまらず、いい意味で”ハチャメチャ”な楽曲を繰り出す彼らにデビュー作品となるミニアルバム『PANORAMADDICTION』の聴きどころを解説してもらいました!

 
本人たちによるハイレゾ&CD試聴インプレッションは  で紹介中!
   
【前編】4人の個性とデビューまでのいきさつ

【後編】ハイレゾ音源とCD音源の試聴インプレッションのご紹介


 

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    試聴・購入 [ハイレゾ]

  • PANORAMADDICTION
    M1「パノラマパナマタウンのテーマ」
    M2「フカンショウ」
    M3「マジカルケミカル」
    M4「ラプチャー」
    M5「街のあかり」
    M6「ロールプレイング」

抽選でサイン入りチェキプレゼントも!
▼ご応募はこちらから ▼


01. パノラマパナマタウンのテーマ
岩渕:ライブで自分たちの自己紹介とし使う定番曲で、ファンにはおなじみですが、音源として収録するのは今回が初めてです。メジャーデビューにかける気持ちを込めて、1曲目に持ってきました。曲は、僕が風呂場で思いついたギターリフに、メンバー紹介をラップで乗せたっていうシンプルな構成です。

02. フカンショウ
浪越:このアルバムのリードトラックです。大学を卒業し上京して、メジャーでのリリースが決まって、それにふさわしい曲を作ろうと悩みに悩んで、ようやく出来た大切な曲です。今の自分たちのぶつかる個性を、ほぼ全て詰め込めたと思っています。

岩渕:歌詞も大切で、このフカンショウというタイトルは「俯瞰する症候群」から来ています。俯瞰という言葉は一般的に「物事の全体を見渡す」といった見る側が主語になる言葉ですが、この作品は、僕ら見られる側の視点で書いています。

今はYouTubeで自分たちのMVをカンタンに見てもらえます。反面、それだけを見て「このバンドは売れる」とか「売れない」とか安易に語られることも多くあります。それって、表面的な部分しか見ていなくて、僕らバンド側が持っている熱いメッセージが伝わっていないと思うんです。と同時に、メッセージが伝わっていると感じていたファンたちとも、実は距離が離れていて、本当は届いていないんじゃないか? という風に不安になったり、そんな自分が嫌になったりして。歌詞の中の「ほっといてくれ!」といのは、そう言って表面を俯瞰的に見てくる人たちへの言葉だったりしますね。だからこそ、このタイミングで自分たちは自分たちだって言える、エネルギーを込めた曲を作りたかったし、そういう曲に仕上がったと思います。

03. マジカルケミカル
浪越:この曲もリードトラックにするつもりで作った曲です。僕らは普段、岩渕から出てくるフレーズやアイディアを元に曲を作り上げています。ただ、岩渕が一時期苦労していて、「彼ひとりに負担をかけるわけにはいかない」と考え、僕が挑戦して作った曲です。けっこう軽快でキャッチーな曲になったと思います。自分たちの好きなサウンドで、ライブ会場を沸かせたいという気持ちから生まれた曲です。

── 浪越さんと岩渕さんの共作がいくつかありますが、どんな風に曲作りをしているのですか?

岩渕:「フカンショウ」は僕がベースとなるデモ曲を作って、細かい展開やギターリフを浪越が付けました。逆に「マジカルケミカル」は、浪越が曲のキモとなる部分を作ってきて、そこに僕がサビを付けました。

04. ラプチャー
── これは西尾維新のファンタジー小説を原作としたテレビアニメ『十二大戦』の主題歌にもなった曲です。どんなイメージで作られたのですか?

岩渕:これは話をいただいてから書き下ろした曲です。アニメ『十二大戦』では、十二支の戦士たちが、「どうしても叶えたいたったひとつの願い」を巡って、生きるか死ぬかの戦いを繰り広げる話です。

この話をいただいたのは、ちょうど僕らが大学を卒業して上京した時期です。学生という後ろ盾がなくなって、バンドだけになって「成功するんだ」ともがいていました。その時の感情と、アニメの主人公たちが必死になっている様子を重ねて作った曲です。

だから最初のデモは重たい曲調でした。マイブラ(マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン、アイルランドのロックバンド)の曲みたいに、エフェクターで加工したギターの轟音が、渦のように流れているようなイメージですね。

でも、アニメのタイアップ曲で多くの人が聴いて、物語を投影してくれる。だから、メッセージをちゃんと届けるべきだと考えて、当初の渦のような音楽から、声や言葉を聴かせるようなアレンジにしていきました。最初のアイディアから引き算をして作ったと言えますね。

05. 街のあかり
岩渕:僕の地元、福岡県の北九州市を歌った曲です。自分が子供の頃過ごした町は、今よりも栄えていて人通りが多かった。でも、上京する頃には寂しいシャッター街になってしまった。よそから来た人にとってはただのシャッター街でも、僕にとっては「あそこに駄菓子屋があったな」とか思い出の風景そのもの。上京するタイミングに、思い出の光景を忘れない気持ちで作りました。僕の弾き語りをもとに、「夕暮れ」「商店街」といったキーワードをメンバーに伝えながら、アレンジしました。イントロ部は浪越のアイディアです。

06. ロールプレイング
田村:学生時代に4人で最初に作った曲です。だから、メジャーで最初に出すアルバムには絶対入れたかった。サウンド的には、敢えてタイト感を出して、すごく近くで演奏しているような音像にしました。ヘッドホンやイヤホンで聴くと面白いと思います。普段はちょっと遠くにあるドラムの音も耳の近くにあって。何よりも僕らの個性のせめぎ合いというか、いい意味でのパノラマパナマタウンの「ワケの分からなさ」が詰まっているので、ぜひその部分を探りながら聴いてもらいたいですね。


▼ 撮影協力 六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー

東京シティビューは、六本木ヒルズにある、海抜250mの52階屋内展望回廊と、海峡270mの関東随一の高さを誇るオープンエア展望台である「スカイデッキ」を有する展望施設だ。
東京タワーや東京スカイツリーなどのランドマークはもちろん、天気が良い時は富士山までもが一望できる。高層ビルが林立するダイナミックな景観から、きらめく夜景まで、都会の大パノラマを楽しむことが出来る。

住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52F / 屋上 
営業時間:
平日および休日 10:00-23:00(最終入館 22:30)、金・土・休前日 10:00-25:00(最終入館 24:00)、スカイデッキ 11:00-20:00(最終入場 19:30)

■お問い合わせ:03-6406-6652

HP=https://tcv.roppongihills.com/jp/

東京が一望できる屋上スカイデッキでの撮影は、天候にも恵まれ、パノラマパナマタウン メンバーの「最高にテンションが上がる!」の感想と共に、都心のパノラマを背景に、最高にクールな写真が撮れました。

写真左から 浪越康平(Gt)、岩渕想太(Vo&Gt)、田村夢希(Dr)、田野明彦(Ba)

「パノラマパナマタウン」プロフィール

福岡、広島、大阪、神戸と、それぞれ出身の異なる4人が、神戸大学の軽音楽部で集まり、結成された4ピースオルタナティヴロックバンド。

バンド名の由来は自分達の多様性を表す「パノラマ」という言葉とポップ過ぎて違和感を感じるほどの発語感を意識したもの。 高笑いをしながらシーンのちゃぶ台をひっくり返すことを目論む、2010年後期、ロックシーン最終兵器。​