mora限定公開！SOL(from BIGBANG)インタビュー |

アジアが世界に誇るモンスターグループ”BIGBANG”の”SOL(ソル)”が待望のジャパンソロデビューアルバム『RISE [+ SOLAR & HOT]』を発売
今回moraでは特別にSOLのインタビューを掲載！ミュージックビデオ撮影時の秘話（キスシーンの裏話も///）やSOLがAM1時にしている事など盛りだくさんのインタビューをお楽しみ下さい♪

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——今回の日本デビューアルバムは、新作『RISE』をDISC1に、過去に韓国でリリースした『HOT』『SOLAR』という2枚のアルバムをDISC2にまとめた2枚組となりましたね。『RISE』は、『SOLAR』から約4年ぶりの作品となりますが、制作にあたってはどんなことを心掛けていましたか？

SOL：『HOT』と『SOLAR』で僕が持ってるカラーを全部見せられたと思ってるので、今回は今までやってないこと、いろんな音楽に挑戦してみようと思ってたんです。前の2枚は、YG ENTERTAINMENTのプロデューサーのトラックがほとんどだったので、今回は4年の間に仕事をしたことのあるアメリカのプロデューサーに直接連絡してイチからセッションして作った曲もあります。いろんなカラーのサウンドが入ったアルバムになったと思ってますし、『HOT』と『SOLOR』、そして『RISE』ではちょっとずつサウンドが違うんですよね。

——リード曲「1AM」は、昔の恋人への思いをなかなか断ち切れない男の切なく苦しい胸の内を描いた曲ですね。

SOL：そう。元カノのことを深夜1時になると思い出してしまうっていう切ない内容で。男の強がりとか、もがいてる感じも表現されている曲ですね。

——ミュージックビデオではSOLさんのキスシーンが話題になりましたが、撮影はどうでした？

SOL：実は相手役の女性とは今回の撮影が初対面で、しかも、初めて会ったその日の最初のシーンがキスシーンだったんですよ。

——じゃあ、緊張するし、恥ずかしいし。

SOL：そう！　以前、「WEDDING DRESS」のミュージックビデオでもキスシーンはありましたけど、そのときはただチュッとするだけのシーンだったんですよ。だけど、今回はベッドシーンもあるから「あぁ、困ったな」と思ってて（笑）。でも、相手役の女性がすごくリードしてくれて助かりました。

——「RINGA LINGA」は、トラップやエレクトロなど、イマドキのダンスミュージックの要素を採り入れたエッジーなアップナンバーですね。SOLさんの新しい一面を印象づける曲だと思いました。

SOL：今まではどちらかというとヒップホップ的な要素が入ってるトラックだったと思うんです。でも、これは今の世界的なトレンドになっているダンスミュージックだし、このトラックに合わせてパワーアップしたパフォーマンスを見せられたら、と思ったんですよね。

——G-DRAGONさんが作詞で参加していますが、どんなふうに作ったんですか？

SOL：ある日、スタジオで作業をしてたらG-DRAGONが遊びに来て、僕より先にトラックを聴いて「こんな感じはどう？」って提案してくれたんです。それを聞いて「おっ、いいじゃん！」って。今夜はクラブでみんな一緒に遊ぼうよっていうパーティーチューンになってますね。

——ミュージックビデオのコンセプトは？

SOL：この世の中とはまったく違う地下の世界みたいな設定なんです。そこにはいろんな人種が集まっていて、偏見もなくて。その人たちがこの曲でどんどん繋がって、最後にはみんなで楽しく盛り上がるっていう物語なんです。

——「STAY WITH ME」は、そのG-DRAGONさんを客演に迎えた曲ですね。

SOL：これはすれ違いを重ねて距離ができはじめたカップルの歌で、彼女は強がって「別れる」って言ってるんですけど、目はそれを望んでいないと語っている。そういうときの複雑な思いを描いたラブソングですね。

——ポップで聴きやすいんだけど、ヒップホップやゴスペル、80年代ポップスなど、いろいろな要素が混じったサウンドがユニークでした。

SOL：今の僕と今のG-DRAGONがベストマッチした曲だと思います。僕とG-DRAGONのコラボが今のところいちばん上手く表現できた曲だと思う。

——「EYES, NOSE, LIPS」は、自分のもとを離れていく女性への思いを綴った切ないR&Bバラードですね。

SOL：実はこれはアルバムの最後に作った曲なんです。そのときの状況とそのときの気持ちを正直に全部入れ込んだ曲になってますね。

——ミュージックビデオでは途中で後ろのセットがバーンと焼け落ちますが、熱くなかったですか？

SOL：自分からは遠かったのでそんなに熱くはなかったんですけど（笑）、でも、燃えた後の灰が飛んできて、それが大変でしたね。

——燃えるといえば、「LOVE YOU TO DEATH」も燃えるような恋を描いた曲ですね。まずタイトルがすごい（笑）。

SOL：あはは。僕がいちばん好きなタイトルです。

——意訳すると「愛のためなら死ねる」みたいな感じかな。内に秘めた情熱や決意、覚悟が音や歌詞に表れた力強い曲ですよね。

SOL：そう。君となら落ちるところまで落ちる、みたいな曲だから。彼女のことが好きすぎて、その存在が僕を切なくさせたり、苦しめたりするっていう。そういういろんな気持ちを激的に表現してる曲ですね。

——曲の途中に出てくる女性ヴォーカルは誰なんですか？

SOL：2NE1のCLです。デモには共作したBRITT BURTONさんの声が入ってたんですけど、それがすごく独特だったんですよ。それを韓国語でやれるのは誰か？ってすごく悩んだんですけど、こんな声はCLだなと思って。そのときたまたまCLも別のスタジオにいたので手伝ってもらったんです。　

——夏真っ盛りにリリースされる本作ですが、新作収録曲のなかで夏にオススメの曲を挙げると？

SOL：「BODY」ですね。これは目の前にいる素敵な女性になんてきれいなんだ、なんて素晴らしいんだってアプローチする曲だから。サウンドもビーチに似合うと思うし、ビキニ姿の美女に向かってこれを言ってもらいたいです（笑）。

——ところで、8月12日から始まるコンサートツアーで注目して欲しいところはどこですか？

SOL：僕です（笑）。というのも、ライブのすべてがSOLだから。今回は初めてのソロツアーだから、ファンのみなさんに僕を近くで感じてもらえるステージをつくりたいと思っていて、映像とかセットとか照明とか、全部僕がディレクションしてるんです。僕が今までやって来た音楽、そして今の僕が持ってる世界を表現するステージになってると思うので期待してください。

——最後に「1AM」にちなんだ質問をひとつ。普段、夜中1時は、どこで何をしてることが多いですか？

SOL：ほとんどスタジオですね。プロデューサーさんたちがいちばん集まれるのがそのくらいの時間なので。スタジオじゃなかったら家かな。家にいれるのは週に1、2回だけど。

——家に居るときは、どんなスペースにいるといちばんくつろげますか？

SOL：自分の寝室ですね。ベッドで横になって映画を観たり、本を読んでるとき。

——お酒も飲んだりして？

SOL：いや、家でひとりのときは飲まないんですよ。メンバーたちがいたら飲んだりもするんですけどね（笑）。

text 猪又　孝（DO THE MONKEY）

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