『SEIKO JAZZ』プロデューサー デヴィッド・マシューズの手掛けた作品を聴く
あの松田聖子がジャズに挑む! ということで話題の作品『SEIKO JAZZ』。
配信開始以来、moraハイレゾチャートでも上位をキープし続けています。
SEIKO MATSUDA
「SEIKO JAZZ」
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プロデュースを手掛けるのは、ジョージ・ベンソン『グッド・キング・バッド』でグラミー賞「最優秀リズム・アンド・ブルース・パフォーマンス賞」も受賞したジャズピアニストにして編曲家、デヴィッド・マシューズ。誰? という方には、このジャケ写を見ていただければ「この人か!」となるはず。
Manhattan Jazz Quintet
「You And The Night And The Music」
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マンハッタン・ジャズ・クインテットのリーダーも務め、作品も多数です。ぜひ、ディスコグラフィをたどってみてはいかがでしょうか?
デヴィッド・マシューズ アレンジ担当作品
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George Benson「Good King Bad」
グラミー賞「最優秀リズム・アンド・ブルース・パフォーマンス賞」受賞作品。
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Billy Joel「An Innocent Man」
プラチナ・ディスクを獲得した、ビリー・ジョエル9作目のスタジオ・アルバム。
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Simon & Garfunkel「The Concert in Central Park (Live)」
当時11年ぶりの再結成ライブの模様を収録。ゴールド・ディスク獲得作品。
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Paul Simon「Still Crazy After All These Years」
フュージョンの要素を取り入れた1975年作品。ゴールド・ディスクを獲得。
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James Brown「There It Is」
「トーキン・ラウド」「キング・ヘロイン」「ゼア・イット・イズ」等、ヒット曲を数多く収録。
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Julian Lennon「Valotte」
ジョン・レノンの息子ジュリアンの1stアルバム。ゴールド・ディスク獲得作品。
デビッド・マシューズ
1942年ケンタッキー州出身。58~60年ルイ・ビル・ミュージック・アカデミーでフレンチ・ホーン、作曲を専攻。60~64年シンシナティ音楽院にも学ぶ。さらにイーストマン音楽院を経て、70~73年ジェームス・ブラウン・バンドでのアレンジャーの仕事が彼の音楽活動の第一歩となり、後の編曲スタイルを形成した。74年からNYの「ファイブ・スポット」に自己のバンドで出演。75年、自己のビッグバンドで初リーダー作を録音し、76年以降は、CTI/Kuduで作編曲者として重要な存在となり、リーダー作も録音する。
その後、ジョージ・ベンソンの『グッド・キング・バッド』でグラミー賞を獲得後、フランク・シナトラ、ポール・マッカートニー、ポール・サイモン、ビリー・ジョエル等のアレンジャーを担当し、グラミー賞、プラチナ・ディスクなど多数受賞。ジャズ、フュージョン、ポップスと幅広い名アレンジでアメリカ音楽界での地位を確立した。