KAJIMOTOよりマルタ・アルゲリッチ来日ライヴ音源配信開始!
本日2月16日(木)、クラシック音楽を専門としたKAJIMOTOより「Martha Argerich Music for Peace with Hiroshima Symphony Orchestra」の配信が開始いたしました。
被爆・終戦70年となる2015年8月に行われた「広島交響楽団 平和の夕べ-Music for Peace」。
コンサートは8月5日広島と11日東京の2回行われたが、アルゲリッチはここに収められている広島での演奏を気に入っており、広島交響楽団を気に入ったアルゲリッチは広響から平和音楽大使の称号を授与された。
彼女はもっと多くの音楽家が自分と同じように広島に来て広響と共演することでMusic for Peace を体験してもらいたいと望んでいる。これまで共演してきた世界中のオーケストラのメンバーを広響に招き、一定期間(2週間~4週間)を広響の客演奏者として共同音楽創造に参加する。その客演奏者たちが再び広島で一堂に会し、広響を母体としてHiroshima International Peace Orchestra を結成し、2019年夏に最初のコンサートを計画している。このコンサートの成功は、2020年やそれ以降の広島でのMusic for Peaceの重みを大きく変えていくに違いない。
そういう意味で2015年8月5日のこのライブ録音は貴重なスタートである。
広島交響楽団平和音楽大使であるマルタ・アルゲリッチと秋山和慶指揮広島交響楽団との初共演となった記念碑的演奏をぜひお聴きください。
Martha Argerich Music for Peace with Hiroshima Symphony Orchestra
【収録曲】
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 op.15
シューマン:「幻想小曲集」op.12から 夢のもつれ
【演奏】
指揮:秋山和慶(広島交響楽団音楽監督・常任指揮者)
ピアノ:マルタ・アルゲリッチ(広島交響楽団平和音楽大使)
管弦楽:広島交響楽団
【収録】
2015年8月5日 広島文化学園HBGホール(ライヴ録音)
※収益金の一部はアルゲリッチが広島で試奏した「河本明子さんの被爆ピアノ」の保全費用と、一般社団法人エル・システマジャパンを通じ、「福島県相馬子どもオーケストラ&コーラス」の音楽活動支援のために寄付いたします。
また、下記3作品も2月下旬より配信開始いたします。
■マルタ・アルゲリッチ セレブレーション01
■マルタ・アルゲリッチ セレブレーション02
■Martha Argerich Solo – A Tribute to Arturo Benedetti Michelangeli
みなさまお楽しみにお待ちください。