mora独占配信!今、室内楽が熱い!大好評の室内楽シリーズから新作リリース!
本日、Onebitious Records/mora Classicalより人気の室内楽シリーズ“Music from PaToNa”Vol.14「ふかまる」をmoraにて独占配信開始!
仙台市宮城野区文化センターPaToNaホールのレジデント・カルテットとして活動する“Music from PaToNa”は仙台フィルハーモニー管弦楽団のトップ奏者たちにより、2014年に活動をスタートいたしました。仙台フィル・ソロ首席奏者でチェロの三宅 進氏を音楽監修に迎え、仙台フィルのメンバーを中心とした高いレベルの演奏とアンサンブル、そしてメンバーによる楽しいトークが特徴で、毎公演ともに趣向を凝らしたテーマに沿って演奏される人気のコンサートです。
好評配信中のvol.9「きらめく」、vol.10「おりなす」、vol.11「かたらう」、vol.12「あぞぶ」、vol.13「ときめく」に続く本作Vol.14「ふかまる」には、ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲、フォーレ:ピアノ四重奏曲、ブラームス: ピアノ四重奏曲を収録。
ロシア、フランス、ドイツという異なる文化の中で書かれた3曲はいずれも「1番」ということで、3人の作曲家の比較的若い頃の作品となります。ショスタコーヴィチのピアノ三重奏曲は17歳で恋人に捧げた曲といういわれのあるピュアでロマンティックな作品。フォーレのピアノ四重奏曲は34歳という作曲家として脂がのりはじめた円熟期の作品で、フォーレの室内楽曲としては代表作と言ってもいい作品。ブラームスのピアノ四重奏曲は28歳までに約6年をかけて完成し、後にシェーンベルクがオーケストラ用に編曲したことでも有名な交響曲を思わせるようなダイナミックな作品。後のハンガリー舞曲を思わせるような第4楽章など聴きどころが満載です。
このフレッシュで野心的な3曲を、仙台フィルコンサートマスターの西本幸弘、東京フィル首席ヴィオラ奏者ならびにヴィオラ演奏集団SDA48を主催する須田祥子、仙台が誇るピアニストの津田裕也、そしてMusic from PaToNa音楽監修で仙台フィル・ソロ首席チェリストの三宅 進の4人による音楽愛、室内楽愛、そしてブラームス愛溢れる演奏で、ぶつかりあうパッション&グルーヴ感そのままをお届けします!
大編成のオーケストラが奏でるダイナミックで大迫力の演奏も素晴らしいけれど、デュオやトリオ、カルテット、クインテットといった編成で、各パート・楽器がそれぞれ意思疎通を図りながら一つの音楽を造り上げていく室内楽は、聴く人の耳と心に癒しや落ち着きをもたらしてくれます。定番曲から隠れた名曲まで、豪華なプログラムでお届けする“Music from PaToNa”シリーズをぜひ臨場感溢れるハイレゾでお楽しみ下さい!
Music from PaToNa 音楽監修 三宅 進さんよりメッセージ
仙台出身の素晴らしいピアニスト、津田裕也さんを中心としたアンサンブル、お楽しみください。
~Music from PaToNa音楽監修 三宅 進~
「”室内楽に夢中” Music from PaToNa vol.14 ふかまる」
[収録曲] 全10曲収録
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第1番 ハ短調op.8
フォーレ:ピアノ四重奏曲第1番 ハ短調op.15
ブラームス ピアノ四重奏曲第1番 ト短調op.25
シューマン:子供の情景より第7番『トロイメライ(夢)』 <アンコール>
[出演]
ヴァイオリン:西本幸弘(仙台フィルコンサートマスター)
ヴィオラ:須田祥子(東京フィル首席)
チェロ:三宅 進(仙台フィルソロ首席)
ピアノ:津田裕也(第3回仙台国際音楽コンクール優勝者)
[録音]
2017年7月13日(木) 宮城県文化センターPaToNaホール