8月17日(金) 公開の映画『ペンギン・ハイウェイ』よりサントラ登場! 主題歌は宇多田ヒカル

『夜は短し歩けよ乙女』『有頂天家族』など、数々のベストセラー作品を持つ森見登美彦の『ペンギン・ハイウェイ』(角川文庫刊)。少年の一夏の成長を独特の世界観で瑞々しく描き、多くのファンに支持され続けている作品が、気鋭のアニメーションスタジオ・スタジオコロリドにより、この夏アニメーション映画として生まれ変わります。

 

監督は、『フミコの告白』で国内外の賞を多数受賞し、『陽なたのアオシグレ』でも第17回文化庁メディア芸術祭にてアニメーション部門の審査委員特別推薦作品に選出されるなど、アニメーション界で今最もその才能に注目が集まるクリエイターの一人、石田祐康。声の出演として、主人公アオヤマ君役に、オーディションで役を射止めた若手女優・北香那。そして、いたずらっぽい明るい一面と、ミステリアスな雰囲気を併せもつ“お姉さん”を、独自の存在感を放つ演技派女優・蒼井優が演じます。

 

主題歌は宇多田ヒカルによる書き下ろし楽曲「Good Night」。6月の発売以来ロングセラーを続ける7thアルバム『初恋』に収録されています。
宇多田ヒカルの楽曲がアニメーション映画とタイアップするのは2012年『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(「桜流し」)以来約6年ぶり。石田監督曰く「この曲には空間があります。それも、実家の陽に照らされて埃舞う小さな部屋の片隅から、宇宙的な遠い彼方にまで至るとても広いレンジを持って。それは『ペンギン・ハイウェイ』が持つ日常とSF、親近感とロマンが同居する姿と重なって聴こえるんです。」とのこと(「映画ナタリー」より)。作品とのマッチ感には期待大です。

 

初恋/宇多田ヒカル

【主題歌】
宇多田ヒカル「Good Night」

FLAC AAC

 

また、サウンドトラックを手がけるのは、東京藝術大学と同大学院、パリ第八大学第三課程で音楽学を専攻し、実験映画や舞台作品などに楽曲を提供してきた経歴の持ち主である阿部海太郎。「一聴してシンプルですが、何年も訓練をしないと身につかないような、古典的な演奏習慣に重きをおいて」いるという(氏の公式サイトより)、アカデミックなバックボーンを持った音楽面にも注目です。

 

「ペンギン・ハイウェイ」オリジナル・サウンドトラック/阿部海太郎

【サウンドトラック】
「ペンギン・ハイウェイ」オリジナル・サウンドトラック

FLAC AAC

 

無限の可能性を秘めた少年の瞳を通して描かれる、“果てしない世界の謎”と“冒険”。新世代の才能と、日本屈指の実力派スタッフ・キャストが集結し色鮮やかに描き出す、心弾む青春ファンタジー映画が、この夏誕生します。

 

【ストーリー】
小学四年生の少年アオヤマ君は、一日一日、世界について学び、 学んだことをノートに記録する。毎日努力を怠らず勉強するので、大人になったらどれほど偉くなるか、見当もつかない。そんなアオヤマ君は、通っている歯科医院の“お姉さん”と仲がよく、“お姉さん”はオトナびた賢いアオヤマ君を、 ちょっと生意気なところも含めかわいがっていた。ある日、アオヤマ君の住む郊外の街にペンギンが現れ、そして消えた。アオヤマ君は、“お姉さん”が投げたコーラの缶が、ペンギンに変身するのを目撃する。お姉さん”とペンギンの関係とは? 少し不思議で、一生忘れない、あの夏の物語が始まる。

 

 

【公開情報】
『ペンギン・ハイウェイ』
8月17日(金)より全国公開
出演:北香那、蒼井優、釘宮理恵、潘めぐみ、福井美樹、能登麻美子、久野美咲、西島秀俊、竹中直人
原作:森見登美彦『ペンギン・ハイウェイ』(角川文庫刊)
監督:石田祐康
キャラクターデザイン:新井陽次郎
脚本:上田誠(ヨーロッパ企画)
音楽:阿部海太郎
主題歌:「Good Night」宇多田ヒカル(EPICレコードジャパン)
配給:東宝映像事業部
制作:スタジオコロリド
©2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
公式サイト:http://penguin-highway.com/