Buffalo Springfield

プロフィール

スティーヴン・スティルスとニール・ヤングという双頭を擁したバッファロー・スプリングフィールドは、2年という短い期間にアルバムを3枚発表。彼らは、その後のウエスト・コースト・ロック・シーンの基盤を作り、その影響は海を越え、日本のはっぴいえんどにまで波及した。
"サマー・オブ・ラヴ"の嵐が吹き荒れるなか、67年にL.A.で結成されたバッファロー・スプリングフィールド――は、フォーク/カントリー/R&B/ブリテッシュ・ビート/サイケデリックといった当時存在した思いつく限りの音楽要素を1つの鍋に放り込み、ヒップな感覚で料理――そんな魅力が結実した2ndアルバム『アゲイン』(67年)は、西海岸ロックの始まりを高らかに告げる作品となる。マルチ・プレイヤー、スティルスのR&B/ラテン感覚とヤングのプログレッシヴな感性が火花を散らし、一見バラバラになりそうな音楽性に一貫性をもたらした。一方で、カントリー・フレイヴァーを持ち込んだリッチー・フューレイのソング・ライティングもバンドに大きく貢献。伝統音楽と実験音楽の融合に成功したのである。
しかし、スティルスVSヤングの衝突は日増しに悪化していき、『ラスト・タイム・アラウンド』(68年)を最後にバンドは崩壊。
その後、ヤングはソロへ、スティルスはクロスビー、スティルス&ナッシュ、フュ―レイはポコを結成し、バッファロー・スプリングフィールドで培った音楽性をさらに展開させていく。

ディスコグラフィ

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