田中彩子

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プロフィール

ソプラノ歌手(ハイコロラトゥーラ)

3歳からピアノを学ぶ。18歳で単身ウィーンに留学。

わずか4年後の22歳のとき、スイス ベルン州立歌劇場にて『フィガロの結婚』のソリスト・デビューを飾る。同劇場日本人初、且つ最年少での歌劇場デビューで大きな話題を集め、6ヶ月というロングラン公演を代役なしでやり遂げる。翌年、国際ベルヴェデーレ・オペラ・オペレッタ・コンクールにてオーストリア代表として本選出場を果たす。

ウィーン・フォルクスオーパー歌劇場のオペラ『ホフマン物語』オリンピア役のカバーを務めたことを皮切りに、オーストリア政府公認スポンサー公演モーツァルト『魔笛』の”夜の女王” 役で2012年から3年間に渡って出演。

2013年、南米ブエノス・アイレスで行われたコンサート・ツアーでは、「高音は信じられないほど正確、それにもかかわらず響きは柔らかで、まさに天使のよう」と絶賛され、その年のベスト・イベントに選ばれる。

音楽史上最高音が用いられることで有名なモーツァルトのコンサート・アリア「テッサリアの民よ」をジュネーヴで歌った際は、名歌手エッダ・モーザに「人生の中でそう聞けることのない素晴らしい声」と賞賛された。

日本でも2014年のデビュー以来、国内リサイタルツアーなど演奏活動を重ね、『情熱大陸』などのメディアにも出演。2018年、「バレーボール女子世界選手権」の開会式にて日本及びアルゼンチンの両国の国歌を独唱。

UNESCOやオーストリア政府の後援によりウィーンで開催されている、青少年演奏者支援を目的とした『国際青少年フェスティバル』に2018年より2年連続ソロコンサートに出演。アルゼンチン政府が支援し、様々な人種や家庭環境で育った青少年に音楽を通して教育を施す目的で設立されたアルゼンチン国立青少年オーケストラとも共演するなど、社会貢献活動にも携わっている。

2019年 Newsweek誌「世界が尊敬する日本人100」に選出。同年7月にはボクシングの「WBA世界ミドル級タイトルマッチ」で日米両国の国歌斉唱。9月には3枚目のアルバム「Vocalise」(ヴォカリーズ)をリリース予定。京都府出身、ウィーン在住。

ディスコグラフィ

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