クリスマスにもぴったりな天使のハーモニー ~録音希少な大編成のハンドベルで聴く名曲~

2018年も残りわずか、クリスマスを目前に街でもジングルベルが聴こえてくる今日この頃。そんな時にぜひ聴きたいタイトルが、様々な楽器の特性を捉えた繊細な録音に定評のあるマイスターミュージックよりハイレゾ限定配信開始となりました。

『66 tones English Handbell Works』
大塚安宏 (指揮) クローバーベルフレンズ 小澤淳一(指揮) アンダンテ アルファ

DSD[5.6MHz/1bit]

FLAC[96.0kHz/24bit]

 

今回ご紹介する楽器はイングリッシュ・ハンドベル

ハンドベルと言えば、数人によるパフォーマンスならTV番組や忘年会の出し物等で目にする機会があったという方も多いかもしれません。しかし今作はそのイメージとは一線を画す ベルの総数66個、その音域は6オクターブにも及ぶ大編成のイングリッシュ・ハンドベルの響きを収録した数少ないアルバムです。

演奏曲目は以下の通り、クラシック・スタンダードを中心とした楽曲が楽しめます。


1. 水上の音楽
2. カノン
3. 主よ、人の望みの喜びよ
4. アラベスク
5. 愛の夢
6. バレエ組曲『くるみ割り人形』より 行進曲
7. バレエ組曲『くるみ割り人形』より こんぺい糖の踊り
8. バレエ組曲『くるみ割り人形』より あし笛の踊り
9. バレエ組曲『くるみ割り人形』より トレパック
10. ガヴォット
11. パッサカリア
12. ラデツキー行進曲


 

イングリッシュ・ハンドベルの歴史は古く、17世紀にイギリスで誕生。1800年代には調律の技術の発達とともに正しい音程のベルが作られ、楽曲が演奏される様になりました。その響きは壮麗で、オーケストラを想わせる深い音場感とガラス細工のような繊細さを併せ持ち「天使のハーモニー」「天使の歌声」と讃えられています。

今作でレコーディングの中心となったのは、日本ハンドベル界の第一人者である大塚安宏氏。

 メンバーそれぞれが奏でるベルの一音一音を組み上げて、音楽を構成するため、大編成となると大変な修練とチームワークが必要となり、演奏には高い技術と集中力が要求されます。その音色はハンドベルという楽器のイメージも一新すると共に、冬という季節、そしてクリスマスの訪れもより豊かに感じさせてくれるはず。

ぜひ”天使のハーモニー”を高音質でお楽しみ下さい。

 


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