【ハイレゾ配信開始!】「YOASOBI」って何者?

【6/5更新】「夜に駆ける」「あの夢をなぞって」「ハルジオン」のハイレゾ音源が配信スタート!

AAC ハイレゾ

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2020年6月8日付(集計期間:2020年5月25日~5月31日)のBillboard JAPAN 総合ソング・チャート“JAPAN HOT 100”で、2週連続の総合首位を獲得した「夜に駆ける」。新曲ではなく、MVがYoutubeにて公開されたのは2019年11月。もう半年以上前だ。

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今この楽曲を皮切りに、各配信サイトのチャート上位を席巻しているのが、「小説を音楽にするユニット」 YOASOBIだ。

メンバーはコンポーザーのAyase、ボーカルのikuraの二名。

AyaseはいわゆるボカロPとしての楽曲の発表、自身歌唱によるセルフカバー等の活動で知られてきた。ikuraはシンガーソングライター・幾田りらとしてセッションユニット「ぷらそにか」に所属するほか、“東京海上日動あんしん生命”CMでスキマスイッチの全力少年をカバーした事で、実は多くの人が知らずして既に歌声を耳にしているかもしれない。

AYASE

VOCALOID producer
YOASOBI composer

IKURA

Singer – Songwriter
YOASOBI vocal

配信中の楽曲


ハルジオン

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あの夢をなぞって

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「小説を音楽にする」という事で、第一弾楽曲の「夜に駆ける」も小説「タナトスの誘惑」(星野舞夜 著)を元に制作されたとの事。元々のMVの再生回数もさることながら、チャート再浮上の決定的なきっかけとなったのが5月に公開された「THE HOME TAKE」の動画。

 

ほとんど顔出しをせずヴェールに包まれたまま、純粋な楽曲とMVのクオリティの高さのみでヒットしていくプロジェクトは今や珍しくない。ボーカルのikuraこと幾田りら自身もシンガーとして活発に活動をしているとはいえ、YOASOBIにおいてはそのコンセプトもあって本人達が前面に押し出されてはこなかった(はず)。

一方、「THE HOME TAKE」の元となるチャンネル「THE FIRST TAKE」はその名の通り一発撮りがコンセプト。通常のライブ動画よりさらにアーティスト本人とそのパフォーマンスを「生」で感じられる場として、パフォーマンスに自信のあるミュージシャン達が研ぎ澄まされた実力を発揮してきた。その結果、スタートから半年ほどで既にブランドとしての存在感を確立している。

一見すると交わりそうにない2つの出会い。結果として、世間の印象が”覆面プロジェクト”寄りだったYOASOBIが、一発撮りの歌で多くの人の心に訴える実力も兼ねそなえている事を見事証明した。さらに動画内で歌唱の前後にわずかながら垣間見えるikuraのキャラ(めちゃくちゃかわいい)も相まって、YOASOBIの曲に触れたことのなかった層も含め、”顔の見える”存在となったことだろう。語弊はあるが”プロジェクト”から”アーティスト”への認知の転換が、YOASOBIにとっての大きなブレイクスルーとなったのではないだろうか。

6月5日(金)にNHK総合で放送される「あさイチ」にも出演予定との事。

次の新曲も期待!


YOASOBI 配信楽曲一覧

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