ジョジョの奇妙な元ネタ紹介~黄金の風編~ 第6回「エアロスミス」vs「リトル・フィート」

「ジョジョの奇妙な元ネタ紹介」第6回更新! 今回は第9話~第11話にわたって繰り広げられた、ナランチャの戦いを振り返ります。

 

ポルポの遺産を引き継ぎ、組織に上納したことで幹部入りを果たしたブチャラティ。その最初の任務は、ボスの隠し子“トリッシュ”を暗殺者から護衛するというものでした。

トリッシュを狙う暗殺者は、もともと組織で仕事として暗殺を請け負っていたチーム。
目的はトリッシュを通じてボスの正体に迫ること……その全員がスタンド使いで、全員の姿が回想で登場しましたね。(これは、原作にはない演出でした)

 

さて、トリッシュを匿う隠れ家からひとり、買い物に出かけたナランチャの前に最初の刺客、ホルマジオが現れます。
ここでナランチャのスタンドが初お目見え。ラジコン飛行機のような姿をした「エアロスミス」です。

 

The Essential Aerosmith/Aerosmith

『The Essential Aerosmith』
(「ミス・ア・シング」収録)

試聴・購入 [AAC]

エアロ・スミス 配信一覧はこちら

 

元ネタは、『アルマゲドン』の主題歌「ミス・ア・シング」で日本では有名なハードロック・バンド。
名前の「エアロ」から空を飛ぶスタンドのデザインが考えられたのかもしれません。

 

対するホルマジオのスタンドは「リトル・フィート」。
「切りつけたものを小さくする」という、彼の仲間いわく「くだらねー能力」らしいですが、ホルマジオ本人の策士ぶりも相まってナランチャを追い込みます。

 

Little Feat/Little Feat

リトル・フィート 1stアルバム
『Little Feat』

試聴・購入 [AAC]

リトル・フィート 配信一覧はこちら

 

元ネタは70年代に活動したアメリカのロックバンド。ブルースやカントリーなど、アメリカのルーツミュージックをベースにした音楽性で、サザンオールスターズの桑田佳祐さんが影響を受けたバンドのひとつでもあるそうです。 

 

辛くもホルマジオを退けたナランチャでしたが、隠れ家の場所は遠からず特定されてしまうため、移動の必要性が出てきました。
ボスの提示した移動手段をゲットするため、ジョルノ・フーゴ・アバッキオがポンペイへと向かいます。

味方サイドでは唯一能力が明らかになっていないフーゴの能力が明らかになるのか……?
年末も『ジョジョ』から目が離せませんね!

 

To Be Continued…

 


 

『ジョジョの奇妙な冒険』テレビアニメシリーズの楽曲を網羅!