1947年1月8日、英ロンドン南部ブリクストン生まれのミュージシャン／俳優。本名はデヴィッド・ロバート・ジョーンズ。67年に『デヴィッド・ボウイ』でアルバム・デビュー。69年の『スペイス・オディティ』がヒットし、72年の『ジギー・スターダスト』でグラム・ロックの旗手として人気を博す。75年に初の全米1位獲得シングル「フェイム」、その後はブライアン・イーノとの“ベルリン三部作”やメガヒット作『レッツ・ダンス』など、シーンに強烈な印象を残す作品を発表。2004年より体調不良で長期活動休止となるも、2013年に『ザ・ネクスト・デイ』で電撃復活。2015年にはドキュメンタリー映画『デヴィッド・ボウイ・イズ』が話題に。2016年に入り新作『★』を発表、若手ミュージシャンを積極的に起用し、今なお衰えぬ実験精神に賞賛の声が集まる最中、リリース直後の1月10日に永眠。18ヶ月間のガンとの闘病の後の死であったことが公表された。享年69歳。