映画「溺れるナイフ」完成披露舞台挨拶に小松菜奈・菅田将暉ら登壇

をした。
目が回るほど、
息が止まるほど、
震えるほど───。

11月5日公開の映画「溺れるナイフ」の完成披露舞台挨拶が10月18日東京・有楽町朝日ホールにて開催され、
キャストの小松菜奈、菅田将暉、上白石萌音、重岡大毅(ジャニーズWEST)、志磨遼平(ドレスコーズ)、監督の山戸結希が登壇した。

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原作はジョージ朝倉が描いた少女コミック。
田舎町に引っ越してきた15歳のティーンモデル・夏芽と、神主一族の跡取り・コウが惹かれ合っていくさまが描かれている。
題名中の「ナイフ」とは「十代の自意識」とジョージ朝倉は語る。
破裂寸前の十代のこころと、剥き出しの刃物のような青春の情景が多彩に描かれ、読者から高い支持を集めている。

小松菜奈、菅田将暉のW主演。さらに重岡大毅(ジャニーズWEST)、上白石萌音という最旬キャストの発表には若い世代を中心にSNSで話題沸騰。
公開目前となり期待が高まっていく中で行われた完成披露舞台挨拶ではファンの黄色い歓声に溢れた。

最初は緊張感に溢れていたものの、持ち前の明るさを発揮する重岡と菅田のツッコミには常に会場が笑いに溢れていた。
昨年の9月に和歌山の大自然を舞台に17日間という短い期間で撮影され、菅田と上白石はその中で体重を増減したりとストイックな役作りが語られた。

小松と菅田は海に2人でダイブするシーンについて語り、台風直前の少し荒れた海で寒い中を何度も水をかけあったりして大変だったと壮絶な撮影現場を語った。
「普通の恋愛映画は”壁ドン”ですが、”海ドボン”ですね。そして、ただ甘いだけじゃない!…海水だけにね!」とドヤ顔な重岡に場内からは歓声と笑いが。

演技初挑戦となったドレスコーズの志磨は役作りについて普段は撮られる側であることから「いつも撮ってくれる人をイメージした」と語り、小松からは「こんなカメラマンさん実際にいて、はまっていました!」と絶賛。
さらに志磨は前身バンド、毛皮のマリーズ時代の名曲「コミック・ジェネレイション」の主題歌も監督の要望を受けてドレスコーズとして再録音したことも語られた。

最後に本作でメガホンを取った山戸監督は「熱いメッセージを用意してきた」と話し始め、
「未来の女の子の運命を変えていく映画だと思っています」「傷だらけで生きる今の女の子のための共犯者になって欲しいです」と、観客へ熱いメッセージを送った。

moraでは公開に先駆け主題歌を歌うドレスコーズ「コミック・ジェネレイション」を配信中!


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過去作品でありながら、歌詞の世界観が映画とマッチングしていて、まるで今このタイミングを待っていたのではとさえ感じてしまう。
ぜひ映画を見たあとは音楽にも溺れてほしい。

映画は11月5日(土)TOHOシネマズ渋谷ほか全国ロードーショーとなる。


★映画情報
小松菜奈 菅田将暉 
重岡大毅(ジャニーズWEST) 上白石萌音 志磨遼平(ドレスコーズ)
原作 ジョージ朝倉「溺れるナイフ」(講談社「別フレKC」刊)
主題歌:「コミック・ジェネレイション」ドレスコーズ(キングレコード)
脚本:井土紀州 山戸結希 音楽:坂本秀一 製作:「溺れるナイフ」製作委員会(ギャガ/カルチュア・エンタテインメント) 助成:文化芸術振興費補助金 
企画協力・制作プロダクション:松竹撮影所 制作プロダクション:アークエンタテインメント  企画・製作幹事・配給:ギャガ
監督 山戸結希
映画公式HP:http://gaga.ne.jp/oboreruknife/