「キングレコード」ジャズ100th レーベル紹介
キングレコードが持つジャズ専門レーベルをご紹介!
歴史深い3つのジャズレーベルのヒストリーと、おすすめ作品をぜひチェックしてみてください。
ヒストリー
天才プロデューサーであり創設者のクリード・テイラーと、その作品の多くを手掛けたエンジニアのルディ・ヴァン・ゲルダーのタッグによるサウンドは、いずれも1970年代に新たな潮流<クロスオーバー/フュージョン>路線を切り開き、ジャズのポピュラー化に多大な貢献を果たした。
現在もジャズ・フュージョン・シーンに限らず、ヒップ・ホップのサンプリングに多用されるなど、幅広いジャンルに大きな影響を与え続けている。
エレクトリック・バード
【創立】1977年
【創立者】川島重行
ヒストリー
日本にはエレクトリック・バードがある!!
“世界に通用するフュージョン・レーベルを!”と、70年代後半にキングレコードで産声を上げたエレクトリック・バード・レーベル。当時、川島重行プロデューサーの采配により、日本主導で日本とNYの魅力的なアーティストを次々と輩出し続け、最先端のフュージョン・サウンドで人気を博す。85年にはギル・エバンス&ザ・マンディ・ナイト・オーケストラの「ライブ・アット・スイート・ベイジル」がグラミー賞を受賞し、国内外からさらなる注目を集める等数々の名作を生み出し続けてきた、日本が誇る貴重フュージョン・レーベルだ!!
パドル・ホイール
【創立】1979年
【創立者】町尻量光
ヒストリー
1970年代後半、キングレコードが立ち上げたアコースティック・サウンドを中心としたジャズ・レーベル“パドル・ホイール”は、我が日本で誕生した国産のジャズ名門レーベルのひとつ。1984年にマンハッタン・ジャズ・クインテットが空前の大ヒットを記録して、押しも押されもせぬトップ・ジャズ・レーベルへと発展していった。
日本企画によるオリジナル作品にこだわり続け、アメリカのレーベルでは必ずしも優遇されていたとは言えないアーティストの重要作品も次々と産み出していった、日本が世界に誇る“本物の”ジャズ・レーベルである。