いよいよカーオーディオもハイレゾ化?ハイレゾロゴ新規運用開始!

日本オーディオ協会は10月から、同協会の定義をクリアしたオーディオ機器に協会推奨ハイレゾロゴを付与する制度の新規運用を開始。
新たに、協会の会員でない企業にも、国や地域を問わず使用を認める方針とした。
さらにカーオーディオにもハイレゾロゴの付与を開始する。

 

 同協会は2014年の6月から、オーディオ市場活性化に向けてハイレゾ対応製品の普及を目的とし、協会推奨ハイレゾロゴを定め、国内会員企業へ提供を開始。同年12月には北米を拠点とするCEA(現:CTAConsumer Technical Association)の会員企業にも使用を認めてきた。

今年の10月からは会員企業以外にも対象を広げた新規運用開始。
「オーディオ機器を製造、販売し、健全な経営が維持されている事業者であれば企業の所在国・エリアを問わない」という。
申請はWebから必要書類をダウンロードし、メール、またはWeb上での手続を行なう。

 新制度ではカテゴリも拡充。これまではアンプ、スピーカー、ヘッドホン、マイクロフォン、録音機、PC、スマートフォン・タブレット、ミニコンポ、テレビだったが、自動車メーカーの要望を受け、新たにカーオーディオを追加。追加にあたっては、協会に専門委員会を立ち上げ、1年にわたり検討。
「これによって大きな市場が期待できるカーエレクトロニクス分野へのハイレゾ対応普及を後押しする」という。

 さらに、ヘッドフォンのハイレゾ定義についてもヘッドホン定義ワーキンググループを招集。測定方法と数値を見直し、これまでよりも明確化したという。

 

AV Watch,山崎健太郎

 

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