伝説を予習する。ボブ・ディラン激レアライブ音源が来日記念盤としてリリース。

2年前、世界中を驚かせた「ボブ・ディラン、ノーベル文学賞を受賞」のニュース。

その後の経緯も含めて大いに世間を賑わせました。

そして今年、またも日本のファンを驚かせてくれたのが「フジロック出演」の知らせでした。

今回のライブは、ノーベル文学賞受賞後初来日公演かつ通算101回目の来日公演にして初来日から40周年、さらにもちろん日本のロックフェス初出演。枕詞の長さはそれだけ、キャリアの長さと偉大さを感じさせます。

そんな現在進行形の伝説を目の当たりにできる歴史的な一夜に際して、来日記念盤としてリリースされるのが本日より配信開始となったBob Dylan「Live 1962-1966 – Rare Performances from the Copyright Collections」です。

 

AAC[320kbps]

 

1962年~66年のライブ音源が集められた本作。時期としてはフォークからエレクトリックへの転換期としても知られ、それを端的に語るかの有名な事件が以下のやり取りです。

――エレキギターをもって歌おうとするディランは「ユダ!(裏切者)」と観客からなじられるが、バックバンドを振り返り「Play it fuckin’ Loud!」と指示し、挑むように「ライク・ア・ローリング・ストーン」の演奏を始める――

本作のラストトラックは、まさにこの「ユダ!」の叫び声から始まり、ディランの「I don’t believe you~」、そして「ライク・ア・ローリング・ストーン」への流れが丸々収められています。

そして本作のトピックの一つでもあるのがライブ当日、わずか数時間前に書きあがられたばかりの「風に吹かれて」の音源。1962年の4月16日の午後、コーヒーショップでこの歌を書き上げたディランはその日のライブで観客に披露。コロンビア・スタジオでレコーディングされたのはそれから3か月後の7月9日との事ですから、この録音は文字通り名曲の産声が記録されているといっても過言ではありません。

その他にも1963年8月、マーティン・ルーサー・キングによる「私には夢がある」という演説でも知られる“ワシントン大行進”時にジョーン・バエズと共に歌った「船が入ってくるとき」、「ミスター・タンブリン・マン」をディランが初めてライヴ演奏した1964年5月17日の録音なども収録。

楽曲だけでも、今回のフジロックのセットリストにも間違いなく入ってくるであろう名曲たちが並びますが、それらの初披露や語り草となっている瞬間の録音ばかり。さすがボブ・ディランという他ない、正真正銘のレアトラック集です。

 

もちろん、今回のフジロック来日に向けてまだまだスタジオ録音も予習復習したいところです。ハイレゾプライスオフでお得にお求め頂ける名盤、代表曲をまとめて聴けるベストアルバムなどはご覧の通り!

 

The Freewheelin’ Bob Dylan

AAC[320kbps]

FLAC[96.0kHz/24bit]
★プライスオフ!

 

The Cutting Edge 1965-1966: The Bootleg Series, Vol.12 (Deluxe Edition)

AAC[320kbps]

FLAC[96.0kHz/24bit]

 

The Very Best Of (Deluxe Version)

AAC[320kbps]

 

Highway 61 Revisited

AAC[320kbps]

FLAC[96.0kHz/24bit]

DSD[2.8MHz/1bit]

 


 

ボブ・ディラン配信曲リスト

ボブ・ディランハイレゾ配信曲リスト

 

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