6月度ハイレゾ音源大賞セレクターDJやついいちろう(エレキコミック)氏決定 候補6作品発表!

6社合同企画『ハイレゾ音源大賞』は、2017年6月度推薦作品を発表しました。

発表された推薦作品は「 The Singles /CAN」 (mysound推薦)、 「軌跡/DJ KRUSH」 (OTOTOY推薦)、 「All Time Best ハタモトヒロ/秦 基博」(レコチョク推薦) 、「月の光~リサイタル・ピース第1集/反田恭平」 (e-onkyo music 推薦)、 「Life In The Multiverse /ザック・ギル」 (groovers推薦) 、 「何度でも新しく生まれる/ MONDO GROSSO」 (mora推薦)の6作品。各サイトが推薦するハイレゾ作品の中からの選出とあって、邦・洋、インスト、名盤などが入り混じったユニークなラインアップとなっており、この推薦作品が『ハイレゾ音源大賞』の6月度候補作品となります。

2017年6月度のセレクターには、DJやついいちろう(エレキコミック)氏が登場。
どの作品が大賞に選出されるのか、6月30日に大賞結果発表となります。

 

<プロフィール>
DJやついいちろう(エレキコミック)

1997年エレキコミック結成。やついいちろうが音楽好き、相方の今立進が漫画好きだったことがコンビ名の由来。音楽好きで友人も多く、お笑い界一音楽業界に顔の広い(?)芸人とも言われている。
友人でもある曽我部恵一氏の勧めでDJを始め、2005年「COUNTDOWN JAPAN 05/06」DJブースにてフェスデビュー。以後、夏の「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」、冬の「COUNTDOWN JAPAN」にはゲストDJとして欠かさず出演。SNSやコミュニティ等でも「DJやついを見るために毎年フェスに行ってます!」「ベストアクト」との声も多い。エレキコミックとしての活動と平行し、音楽イベントのDJとしても全国を駆け回っている。
2005年には曽我部恵一氏のプロデュース・作曲でエレキコミックとして、オリジナルアルバム「エレベスト」発売。2009年にDJとしてCDデビュー、MIXCD「DJやついいちろう①」をリリース。続く「ATARASHII YATSU!」、「ゴールデン・ヒッツ」、「PLATINUM DISC」、「YATSUI FESTIVAL!」、「PARTY」、「Tropical Hour!!」と7枚のMIX CD、2016年には新録曲含めたベスト盤「YATSUI MATOME」をリリース、好評発売中。

 

20176月度ハイレゾ音源大賞 候補作品

mysound 推薦作品
タイトル    :「The Singles」 (44.1kHz/24bit)
アーティスト :CAN
配信開始日  :2017年6月16日(金)
レーベル   :Mute

The Singles/CAN

<推薦コメント>
革新的な音楽を生み出し続けたクラウト・ロックの巨星、CANの初のシングル・コレクション。代表曲からレア曲まで、シングル・ヴァージョン23曲がほぼリリース順に収録され、バンドの歴史を辿ることができるこの作品には、待望のハイレゾ盤も登場。結成から50年近く経ってなお古さを全く感じさせない楽曲にも驚かされますが、ハイレゾでは各パートの輪郭がより鮮明になり、目の前で演奏が繰り広げられているような臨場感があります。中でも、ダモ鈴木をヴォーカルに据えた初~中期の楽曲から、音場を広く使って目まぐるしく各パートが出入りするサウンドが心地良い「Turtles Have Short Legs」(トラック5)、ダイナミックな音の強弱と、そこに絡むダモ鈴木のヴォーカルに圧倒される「VITAMIN C」(トラック7)は、特にハイレゾで聴く醍醐味を味わうことができてオススメです。

 

OTOTOY推薦作品
タイトル    :「軌跡」(48kHz/24bit)
アーティスト :DJ KRUSH
配信開始日  :2017年6月7日(水)
レーベル   :ES・U・ES CORPORATION

軌跡/DJ KRUSH
<推薦コメント>
ひさびさ(11年ぶり!)のアルバム・リリースとなった2015年の『Butterfly Effect』から、2年、早くもDJ KRUSHが新作をハイレゾでリリースする。今回はなんと日本語ラップ・アルバム。その名前は『軌跡』。KRUSH POSSEとして、日本語ラップ・シーンのそのスタートにいながら、これまで少しばかり日本語ラップのシーンとは距離感のあった感のあるDJ KRUSHがソロ活動25周年の節目の年に、日本のラッパーたちをフィーチャーしたアルバムをリリースしたのだ。参加メンツは、R-指定、OMSB、志人、5lack、チプルソ、Meiso、RINO LATINA II、呂布カルマと、件のラップ・バトル番組を騒がす若手から、ベテランまで多様なスタイルのラッパーが集まっている。OTOTOYでは本作をハイレゾ配信するとともに、DJ KRUSH本人へのインタヴューを掲載。そのラッパーとの音のやりとり、そしてビートの濃密な表現はぜひともハイレゾで楽しむことでそのおもしろさは何倍にも増す。

 

レコチョク推薦作品
タイトル   :「All Time Best ハタモトヒロ」(48kHz/24bit)
アーティスト :秦 基博
配信開始日  :2017年6月14日(水)
レーベル    :Universal Music LLC
All Time Best ハタモトヒロ/秦 基博

<推薦コメント>
洗練されたリズムと和音で構成されている秦 基博の楽曲には、ちょっと大人なAOR感が漂う。質の高いナチュラルな録音からも、若者だけに向けた音楽ではないことがよくわかる。だからこそ、彼の作品はハイレゾで聴いてほしい。繊細なリズムのグルーヴと豊かな倍音の響きをバックに彼の歌を聴いていると、聴きなれた名曲たちにも全く新しい世界が聴こえてくるから不思議だ。やはり、アダルト・コンテンポラリーなサウンドにはハイレゾが似合う!

 

e-onkyo Music 推薦作品
タイトル    :「月の光~リサイタル・ピース第1集」 (96kHz/24bit)
アーティスト :反田恭平
配信開始日  :2017年6月21日(水)
レーベル   :DENON

月の光~リサイタル・ピース第1集(96kHz/24bit)/反田恭平

<推薦コメント>
2015年に鮮烈なデビューを果たした若き革命児。ピアニスト、反田恭平によるニューアルバム。今夏行われるツアーと連動した作品で、ツアーにて演奏される予定のラヴェルやドビュッシー、そしてショパンによる楽曲を収録。若さゆえ大胆さにフォーカスされる事が多いが、今作ではさらに磨きのかかった美麗な演奏が特に印象的です。

 

groovers 推薦作品
タイトル    :「Life In The Multiverse」 (44kHz/24bit)
アーティスト :ザック・ギル
配信開始日  :2017年6月2日(金)
レーベル   :Universal Music LLC

Life In The Multiverse/Zach Gill

<推薦コメント>
ジャック・ジョンソン、ベン・ハーパー、Gラヴ系サウンドが好きな方は必聴!
ジャック・ジョンソンのバック・バンドを経て、ジャック・ジョンソンが運営するレーベル“Brushfire Records”からソロ・アルバム第2弾をリリース。
本作は前半と後半の2部構成となっており、前半ではシンセサイザーや打ち込みを用いて、ポップでグルーヴ感満載のサウンドに仕上がっている。そして後半はメロウで落ち着きのあるアコースティック・サウンドを聴かせてくれる。ザックのエモーショナルでスモーキーなヴォーカルと、正にそこでジャムっているようなバンドの演奏は、ライブ感のような空気を運んでくれる。2017年の夏を心地よく過ごすためのオーガニック・サウンドをお探しの方は是非この1枚。

 

mora 推薦作品
タイトル    :「何度でも新しく生まれる」(88.2kHz/24bit
アーティスト :MONDO GROSSO
配信開始日  :2017年6月6日(火)
レーベル   :cutting edge

何度でも新しく生まれる/MONDO GROSSO

<推薦コメント>
大沢伸一のプロジェクト、MONDO GROSSOの14年ぶりのアルバムとなった本作。bird、UA、満島ひかり、齋藤飛鳥(乃木坂46)、といったゲストヴォーカリスト、作詞家に谷中敦(TOKYO SKA PARADISE ORCHESTRA)、宮沢和史、Tica・αといった才能を迎え、MONDO GROSSO初の試みとして全曲日本語歌詞で挑んだ大作となりました。大沢伸一曰く、制作途中のコンプレッションなどプロセッシングを極力排したとのことで、結果としてボーカルからオケに至るまで細部まで見通しが良く、心地良い自然な奥行きや広がりを感じることができます。マスタリングは数々のグラミー受賞歴を持つ巨匠ハーブ・パワーズが手掛けています。

ハイレゾ音源大賞HP:http://hi-res-award.com