8月22日に逝去 ECMを代表するギタリスト ジョン・アバークロンビーの足跡をハイレゾで振り返る
ECMを代表するジャズ・ギタリスト、ジョン・アバークロンビー(John Abercrombie)が8月22日、心不全のため死去。72歳でした。
ジョン・アバークロンビーは、60年代後半にプロとしてのキャリアをスタート。ビリー・コブハム、ブレッカー・ブラザーズらとプレイする一方でデイヴ・ホランド、ジャック・ディジョネットとの「ゲイトウェイ」、マーク・ジョンソン、ピーター・アースキンとの「ジョン・アバークロンビー・トリオ」など、いくつものユニットを結成。画期的だったファースト・アルバム『Timeless』(1974年)以来、ECMでリーダー作を作り続けていました。
ご冥福をお祈り申し上げます。
ハイレゾで聴くジョン・アバークロンビー
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Timeless
新たなジャズ・ギター・シーンの到来を告げた名盤として知られる1974年のECMでの初リーダー作。
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The First Quartet
『Arcade』(1978年), 『Abercrombie Quartet』(1979年), 『M.』(1980年)の3枚を合わせたパッケージ。
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Five Years Later
ECMを代表する2大ギタリストが競演。ラルフ・タウナーのアコースティック・ギターとの絡み合いが楽しめる。
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Within A Song
マイルス・デイヴィス、ジョン・コルトレーン、ビル・エヴァンスらジャズ・ジャイアンツへのトリビュートを捧げた一枚。
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39 Steps
マンフレート・アイヒャーのプロデュースの元、2013年4月にNYアヴァター・スタジオで録音された作品。
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Up And Coming
遺作となった2017年1月リリースの作品。温かみのあるギタープレイに浸ることのできる一枚。