「九電未来の暮らし体験イベント」に行ってみた

九州電力さんが5月の終わりまで開催していた「九電未来の暮らし体験イベント」に行ってきました。
このイベントはIoT技術やAIを活用したホームオートメーションサービスによる、
より楽しく、快適/便利になった、未来の日常生活を体験できるイベントになってます。
詳細はこちら(外部サイトへ遷移します)

朝起きて、自分で電気やテレビをつけていたものが、
ロボット(AI)にお願いするだけで、代わりに色々やってくれると
事前に聞いていたため、いろんなお願いさせてもらおうと、ワクワクしながら現場に向かいました。

ということで、今回は「九電未来の暮らし体験イベント」についてレポートします。

当日の会場は福岡市内にあるイムズというショッピングセンター。
会場に到着するとなにやら、部屋なのか、怪しい白い物体があります。。。

圧倒的に怪しい雰囲気ですが、どうやらあの中で未来の体験ができるみたいです。
すでに体験されているお客さんがいらしたので、少し待って物体に入りました。

中に入るとそこにはテレビやスピーカー、
コーヒーメーカーなどの普段利用している電化製品があります。
机の上には、AIを積んだ音声端末があり、
本当に普段生活する部屋に音声端末がプラスであるといった感じです。

そして九州電力の方がこの部屋について、説明してくれました。

「ここでは未来の暮らしを体験することができます。
 朝起きたら、電気やテレビの電源をつけ、今日の天気やニュースを確認したり、
 朝ご飯食べながらコーヒーを飲んだり。
 そんな普段皆さんがやっている事を音声端末にお願いすると、代わりにやってくれるんです。
 試しに朝起きたシーンを再現してみましょう。」

音声端末に向かって

 「ミント、おはよう」と声をかけると

部屋の照明がつき、さわやかな音楽が流れはじめ
「おはようございます。本日の天気は晴れ、最高気温は…」と
音声端末が今日の天気を説明してくれる。

…うわぁすげぇ。。
朝から心地いいこと間違いなしじゃん。なにこの未来感、リモコンいらないじゃん。
てか、ミントっていう名前なんだぁ。ミント偉いなぁ。
※後で聞いたんですが、なんと音声端末の名前も自由に決められるみたいです!

感動しすぎて、写真をとるのを忘れたので、
この感動を伝えきれていない感は否めないのですが、もうすごいの一言。
moraスタッフ5人でお邪魔させていただいたのですが、全員から「おぉっ…」声が漏れました。
※この声をそこそこいい歳のおっさんが出す感じを想像してください。

そして説明員の方が続けて

「こんな風に、いちいちリモコンを探してつけてたテレビだったり、
 照明も声をかけるだけ、音声のやり取りだけでできるんです。
 もちろん、こんなこともできますよ。」

「ミント、コーヒー飲みたいな」
 →ゴボゴボッという音を立てて、コーヒーメーカーがコーヒーを入れ始める。

「ミント、音楽をかけて」
 →「松田聖子/赤いスイートピー」がスピーカー流れ始める

「ミント、テレビのチャンネルをNHKに変えて」
 →NHKにチャンネルが変わる

…本当に何でもやってくれるじゃん。。
至れり尽くせりなやつじゃん。こんなの、家に爺やがいないとできない経験じゃん。
※本当に感動しすぎて、大事な瞬間を写真に収めるのを忘れました。。

さらに説明員の方は続けて

「ミント、今日の占いはどう?」
 →新しいことにチャレンジすると、いいことがあります。
  ラッキーカラーは黄色です。 

「ミント、じゃんけんしよ!」
 →いいですよ。じゃんけん パー

と会話もできたり、一緒に遊んだりもできたり
ただのコンシェルジュ的な機能ばかりではなく、家族のように日常会話もできるのです。
本当にすごいなぁと感心するとともに、私はこのサービスに加入することを決意しました。
※本サービスは、残念ながらまだ提供されていません。

さらにさらに、このサービスでは、
セキュリティーサービスも検討されいるようで、
例えば、留守中に家のドアや窓から不審者が侵入しようとした時、
警報音を流すと同時に、登録されている連絡先に連絡が入ったり、
キーホルダーくらいの大きさの機器をお子さんに持たせることで
お子さんが現在どこにいるか分かったりする、見守りサービスなどもあるそうです。

また音声端末は他にも伝言の機能をもつことも検討されているようです。
例えば、音声端末にお母さんからお子さんへの伝言メモを残したり、
外出先からスマホを利用して伝言メモを登録したりと、色々できるようにしたいと
九州電力の方が目をキラキラ輝かせて話されていました。

もう、サービス自体が本当に至れり尽くせりなんです!

でもここまで読んでみて、こんな疑問を持った方がいるかもしれません。
「このサービスを楽しむには、このサービスに対応した電化製品を買いそろえる必要がある…?」
そうでしょう、そうでしょう。
そりゃこれだけすごいサービスであれば、それくらいのことはしないと…
九電さん「ありません。私どもが用意した機器1つを配置いただくだけで、すでにお使いの電気機器のまま、このサービスを受けていただくことができます。」

神サービス爆誕!!
※しつこいようですが、本サービスはまだ提供されていません。

次々にあれもこれもやってくれるミントに感動したり、
本サービスに心ときめいていると、気づけばあっという間に体験終了の時間に。

参加したmoraメンバーも全員がこれは便利だなと感じましたが、
ほとんどのお客さんが同じ感想を持つようで、満足度も高いようです。
中にはミントと会話するにつれ、ミントをかわいく感じる方もいるみたいですよ。
※ちなみに音声端末は、以下のようにかわいいぬいぐるみなど、別の姿に変えられることも検討されているそうです!

九州電力さんの今後の取り組みから、ますます目が離せません!

以上、「九電未来の暮らし体験イベント」のレポートでした。

 

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