大阪交響楽団による特別演奏会『感動の第九』を配信開始!

本日、mora/Onebitious Recordsより、「魂の叫び」「情熱の音」であると評され聴衆を“熱く”感動させる演奏が魅力の国内オーケストラ、大阪交響楽団の新譜3作品をmora独占配信開始!

 

おそらく世界で最も有名な交響曲として知られているベートーヴェンの「第九」。交響曲でありながら第四楽章に合唱を取り入れており、この合唱の詩がシラーの「歓喜に寄せて」であることにちなみ、日本では『歓喜の歌』と呼び習わしていることも多いですが、コンパクトディスク(CD)の収録可能時間の上限を決めるにあたり、名指揮者カラヤンが「第九を1枚で聴けるといい…」と言ったことから74分に決まったという逸話もあります。日本を含め世界中の映画・ドラマ・アニメ等で広く使用されているため、誰もが一度は耳にしたことがある楽曲といっても過言ではなく、日本では“第九=年末に聞くクラシック”というイメージを持っている人も多いはずです。

 

そんな年末の風物詩とも言える「第九」ですが、2016年12月27日に開催された大阪交響楽団(大響)による特別演奏会『感動の第九』を待望のハイレゾ配信!「特別演奏会『感動の第九』」では大響のミュージック・アドバイザーを務める外山雄三氏が登壇(指揮)し、ソプラノには並河寿美、アルトには福原寿美枝、テノールに松本薫平、バリトンに三原剛という日本を代表する実力派の4名がソリストを務めたことでも注目を集めました。年の瀬のひとときを外山雄三(指揮)&大阪交響楽団&4人の素晴らしいソリストたち、そして合唱団という豪華メンバーによる「第九」の熱演と、年の暮れを告げる「蛍の光」でぜひお楽しみ下さい。

 

「ベートーヴェン:交響曲第9番<合唱> 外山雄三(指揮) 大阪交響楽団 特別演奏会『感動の第九』」

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同日配信となる一つ目は、2017年2月22日に開催された「第208回定期演奏会」。ミュージック・アドバイザー外山雄三氏の指揮により、前半ではベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番をトップピアニストの横山幸雄が弾きあげ、後半では2009年以来となる外山(指揮)&大響のコンビネーションでチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」を演奏。チャイコフスキーが「自分の全作品中、最良のもの」と公言した「悲愴」は必聴です。

 

「チャイコフスキー:交響曲第6番『悲愴』 外山雄三(指揮) 大阪交響楽団 第208回定期演奏会」

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そしてもう一つ、2017年4月13日に開催された「第209回定期演奏会」は常任指揮者 寺岡清高による「ウィーン世紀末のルーツ~フックスとブラームスから始まる系譜」シリーズの第3回目となり、ブラームスやフックス、シュミットの作品をピックアップ。前半はブラームスの言わずと知れた「大学祝典序曲」からはじまり、ブラームスが激賞したロベルト・フックスの「セレナーデ第3番」へ(特にフックスのセレナーデは当時人気が高く、『セレナーデ屋の狐』の異名を取ったほど)、後半ではフランツ・シュミットの「交響曲第2番」を演奏。これまで寺岡(指揮)&大響のコンビではシュミットの交響曲を第1番(第190回定期)、第3番(第183回定期)、第4番(第142回定期、第164回定期)と採り上げており、今回の第2番をもっていよいよ『完結』を迎えました。フランツ・シュミットの交響曲の中でも最大規模で、大変珍しい演目の第2番を寺岡清高氏がどう“調理”したかが本作の聴きどころです。

 

「シュミット:交響曲第2番 寺岡清高(指揮) 大阪交響楽団 第209回定期演奏会 ウィーン世紀末のルーツ~フックスとブラームスから始まる系譜③」

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日本国内のオーケストラや吹奏楽団など、クラシックコンサートの臨場感と空気感をありのまま再現した、ハイレゾならではのライブレコーディング作品を多数ラインナップする<mora Classical シリーズ>。あの時のあの感動が今蘇ります!ぜひこの機会に体感してみて下さい!

 


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