ギター弾き語りアルバムの最高傑作。「大石昌良の弾き語りラボ」配信リリース

CDリリースから約半年遅れ、シンガーソングライター大石昌良のギター1本弾き語りアルバムが遂に配信開始となった。
ギター弾き語りアルバムの最高傑作と言っても過言ではないこの作品を紹介します。

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大石昌良の弾き語りラボ

【大石昌良】

バンド「Sound Schedule」のボーカル&ギターとして、2001年9月にメジャーデビュー。2006年10月、Sound Schedule解散後、「大石昌良」名義でソロ活動を開始。※Sound Scheduleは現在再結成し活動中。

2014年、アニメ・ゲームコンテンツ向けの名義「オーイシマサヨシ」を立ち上げ、2015年、Tom-H@ckとのユニットOxT(オクト)の結成を発表。「ダイヤのA」や「月刊少女野崎くん」や「オーバーロード」など、オープニング主題歌を担当した人気アニメも多数。現在、アニメの主題歌の他にもアーティストへの楽曲提供などの制作依頼も多数。
唯一無二の卓越したアコースティックギターの弾き語りスタイルは圧巻。まるで手品のような手さばきに「右手の魔術師」や「ひとり遊園地」など、人によって形容は様々。
2015年10月・2016年3月にテレビ東京「THE カラオケ★バトル」に出演し、圧巻の歌唱力を披露し話題となった。
 
大石昌良の弾き語りラボ
【収録曲】
01.ファイヤー!
02.君じゃなきゃダメみたい(アニメ「月刊少女野崎くん」主題歌 セルフカバー)
03.ピエロ
04.眼鏡ダーリン
05.Clattanoia(アニメ「オーバーロード」主題歌 セルフカバー)
06.幻想アンダーグラウンド
07.ストーリー
08.不可侵領域デストロイヤー(りぶ提供曲 セルフカバー)
09.枕男子(アニメ「枕男子」主題歌 セルフカバー)
10.トライアングル
11.海を見ていた ぼくは
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収録の中にはアニメ・ゲームコンテンツ向けの名義「オーイシマサヨシ」や「OxT(読み:オクト オーイシマサヨシ × Tom-H@ck)」で歌唱している曲のセルフカバーや、大石昌良が作詞・作曲をした提供曲のセルフカバーなどが含まれ、オリジナルアレンジとは変わった曲が聴ける。
 
このアルバムの特筆すべき点は、大石昌良のギターテクニックだ。
ストロークでかき鳴らし、アルペジオでつま弾く以外に、スラップ奏法ではじけるようなリズムを刻んだかと思いきや、打楽器のようにギターを叩いたりと、
本当にギター1本の弾き語りアルバムなのかと耳を疑うほどの音色に、ただただ驚愕するだけだ。
 
尚且つ大石昌良のまっすぐな歌声が底抜けに聴き心地良い。明るく前向きな歌詞、恋心を歌う歌詞、力強いシャウト、全てに合う。
ギター1本の弾き語りという音色の少ないシンプルな構成だからこそ、大石昌良の歌声の良さが際立つ。スタッフ・エンジニアにも拍手を贈りたいアルバムだ。
 
このアルバムは今までの大石昌良を知る人はもちろん、シンガーソングライターを目指したい人、ギターを始めようと思っている人、
さらに、恋愛につまずいている人、仕事が憂鬱な人、受験勉強に集中できない人、多くの人の”ライフアルバム”になる作品だ。
 
まずは一度聴いていただきたい、シンガーソングライターにとって決して追い風ではない今の時代に一石を投じられる作品だと断言できる。
 
文:moraスタッフ