初音源化!ボウイ主演『地球に落ちて来た男』サントラ配信

今年初めに惜しまれつつ亡くなった偉大なるミュージシャン、デヴィッド・ボウイ。大島渚監督作品『戦場のメリークリスマス』で北野武・坂本龍一らと共演した俳優としての顔も、みなさんご存じのことでしょう。

その俳優としてのファースト・キャリア、初主演作品となったのがニコラス・ローグ監督の1976年のカルト的名作『地球に落ちて来た男』です。

 

The Man Who Fell To Earth
(Original Motion Picture Soundtrack)

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今作のサウンドトラックは、長く世に出ることがありませんでした。京都出身の作曲家 ツトム・ヤマシタの手がける楽曲の他、ママス&パパスのジョン・フィリップスがこの映画のために多数作曲し、録音されましたが、大多数の楽曲が40年間にわたって入手不可能でした。

なぜこのサウンドトラックがリリースされなかったのかについては、多くの憶測を呼んだものの、理由はよく知られていません。今回紛失されていた録音テープの発見により、オリジナル音源がリマスターされ、世に出ることになったのです。

 

『地球に落ちて来た男』は、宇宙船ごと地球に落とされた宇宙人、トーマス・ジェローム・ニュートン役を演じたデヴィッド・ボウイの傑出した演技が話題となり、カルト的人気を博しました。

ボウイはこのキャラクターに撮影が終わってからも常に魅了され続け、この秋にロンドンで上演予定のボウイのミュージカル「ラザルス」(ラストアルバムとなった『Blackstar』のリード曲のタイトルでもある)でも、T.J.ニュートンのストーリーの続きが展開されていくといいます。

 

ボウイという表現者を知る上では必須の作品。

本人の遺した作品とともに、ぜひ今作にも耳を傾けてみてはいかがでしょう?

 

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