カーチェイス版『ラ・ラ・ランド』!? 映像と音楽の新感覚なシンクロが話題の映画『ベイビー・ドライバー』サウンドトラックが配信中!

第89回アカデミー賞で6部門を受賞、思わず踊りだしたくなる歌と映像のシンクロが日本でも大きな反響を巻き起こしたミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』。

かの作品に勝るとも劣らない、音楽と映像の奇跡的なマッチングが行われた映画が現在公開中なのをご存知ですか?

 

その名も『ベイビー・ドライバー』。これまで『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』などの作品を手掛けコアなファンを持つエドガー・ライト監督の新作は、無類の音楽好きであるという彼がその趣味嗜好を全開に反映させた内容(企画自体はなんと20年前からあったとのこと!)

 

ベイビー(アンセル・エルゴート)。その天才的なドライビング・センスが買われ、組織の運転手として彼に課せられた仕事―それは、銀行、現金輸送車を襲ったメンバーを確実に「逃がす」こと。子供の頃の交通事故が原因で耳鳴りに悩まされ続けているベイビー。しかし、音楽を聴くことで、耳鳴りがかき消され、そのドライビング・テクニックがさらに覚醒する。そして誰も止めることができない、追いつくことすらできない、イカれたドライバーへと変貌する―。
組織のボスで作戦担当のドク(ケヴィン・スペイシー)、すぐにブチ切れ銃をブッ放すバッツ(ジェイミー・フォックス)、凶暴すぎる夫婦、バディ(ジョン・ハム)とダーリン(エイザ・ゴンザレス)。彼らとの仕事にスリルを覚え、才能を活かしてきたベイビー。しかし、このクレイジーな環境から抜け出す決意をする―それは、恋人デボラ(リリー・ジェームズ)の存在を組織に嗅ぎつけられたからだ。自ら決めた“最後の仕事”=“合衆国郵便局の襲撃”がベイビーと恋人と組織を道連れに暴走を始める―。

公式サイトより)

 

サウンドトラックにはジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンザ・ビーチ・ボーイズT. Rexベックブラースカイ・フェレイラなど、80年代~90年代のロック/ポップスを中心にスタイリッシュな名曲がたっぷり。

 

Baby Driver (Music from the Motion Picture)

試聴・購入

 

どんな風に使われているかは、冒頭6分が公式で公開されているので(2分あたりから流れ始めるのがジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンの「Bellbottoms」)、さっそくチェックしてみてください!

 

 

他の楽曲もどんな風に使われているか、確かめたくなってきませんか??

 

また、レイ・チャールズの伝記映画でアカデミー主演男優賞を受賞したジェイミー・フォックスが重要な役どころ(主人公を追い詰める凶悪犯!)で出演するほか、ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンのジョン・スペンサー、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーやスカイ・フェレイラなど様々なミュージシャンも俳優としてゲスト出演しているとのこと。

 

音楽ファンなら見逃せない今作。残暑を吹き飛ばす最高のアクションをぜひ劇場で!(観終えたあとはぜひサントラをmoraで!)

 


 

映画『ベイビー・ドライバー』オフィシャルサイト

『ベイビー・ドライバー』E・ライト監督インタビュー 「『ラ・ラ・ランド』と比較されるのはすごく不思議」(リアルサウンド 映画部)