大貫妙子、小野リサらの「ミディ」所属時代の音源がハイレゾ化!

1984年に設立され、2014年に設立30周年を迎えたレコード会社、ミディ。そのアニバーサリーイヤーにリリースがスタートした「MIDI INC. 30th Anniversary Remaster Collection」シリーズは、80年代から90年代初頭にかけての、ミディ黄金期を彩るタイトル群から選りすぐりの作品をセレクトした商品。アナログ盤のオリジナルマスターなど現存する最高の音源から、著名なマスタリングエンジニアたちによる入魂のハイビット・リマスタング。時代の空気感まで伝わってくる鮮度あざやかなサウンドが楽しめます。

今回は大貫妙子・小野リサ・かしぶち哲郎・鈴木さえ子の作品をそれぞれFLAC/DSDの2フォーマットで配信! かしぶち哲郎・鈴木さえ子については初のハイレゾ配信となります。各アーティストのファンも、ミディのファンも、どうぞお見逃しなく!

 

 

■大貫妙子

(アーティストページはこちら

 

「コパン/大貫妙子」 (1985年作品)

ミディ移籍第1弾となった作品、大貫妙子としては9作目。
大貫妙子の言葉、声に、坂本龍一のアレンジがよい意味でぶつかり合い、ある種のケミストリーが生まれている、まさに80年代中盤の空気感が封印された1枚。
ブレッカー・ブラザーズら、当時のニューヨークのファーストコールたちが集結したハイエンドなサウンドも、今回のリマスター盤で堪能できる。
スマッシュ・ヒットした「ベジタブル」など今も輝きを失わない、名曲を収録。

btn_buy_flac btn_buy_dsd

 

「スライス・オブ・ライフ/大貫妙子」 (1987年作品)

前々作の「コパン」から、次作の「Comin’ soon」(「ピーターラビットと私」収録)を経て、気心のしれた大村憲司、高橋幸宏、佐藤博、小原礼、清水靖晃らと作った作品。
「コパン」での坂本との緊張関係、「Comin’ soon」での童話的世界を抜け、解きほぐされた自然体の大貫の音楽が耳に心地よい。
大村憲司ら、当時日本の音楽シーンをリードしたメンバーによるシンプルかつ練り込まれたバンドとしてのサウンドも聴きどころ。
今回のリマスターで、80年代の空気感まで鮮やかに甦っている。

btn_buy_flac btn_buy_dsd

 

「プリッシマ/大貫妙子」 (1988年作品)

マーティ・ペイチらの編曲を含む、ロサンゼルス録音など、全編アコースティックサウンドで構成された品格に満ち溢れたアルバム。
「或晴れた日」は矢野顕子が久々のジャズピアノで参加。
「Tema Purissima」は近年NHKのテレビドラマ「ツレがうつになりまして」のテーマ曲として使用され再び注目を集める。

btn_buy_flac btn_buy_dsd

 

「NEW MOON /大貫妙子」 (1990年作品)

小林武史のプロデュースで発表された14作目のアルバム。
NHK「地球ファミリー」の主題歌や、野村グループCMソング「花・ひらく夢」など収録。ボーナス・トラックとして、シングル「家族輪舞曲」のカップリング曲「Absence」を収録。

btn_buy_flac btn_buy_dsd

 

「アフリカ動物パズル /大貫妙子」 (1987年作品)

大貫妙子がケニア旅行で体験したことを題材に書き綴ったエッセイ「神さまの目覚し時計」をもとに作られ、羽仁未央が監督した「アフリカ動物パズル」のサウンドトラック・アルバム。

btn_buy_flac btn_buy_dsd

 

 

■小野リサ

(アーティストページはこちら

 

「CATUPIRY /小野リサ」 (1989年作品)

リオ・デ・ジャネイロでレコーディングされた小野リサのデビューアルバム。
ブラジル生まれであり、ボサノヴァやブラジル音楽の紹介者としてその功績を評価される小野リサの、全編ポルトガル詞による記念碑的作品。

btn_buy_flac btn_buy_dsd

 

「NaNã /小野リサ」 (1990年作品)

ヒット・シングル「PASSEIO NAS ESTRELAS (星の散歩)」を含む2ndアルバム。
1991年日本ゴールドディスク大賞のジャズ部門を受賞。

btn_buy_flac btn_buy_dsd

 

 

■かしぶち哲郎

(アーティストページはこちら

 

「リラのホテル/かしぶち哲郎」 (1983年作品)

ムーンライダースのドラマーとして活動する他、女性シンガーのプロデュースや楽曲提供、映画・CM音楽の制作などさまざまなジャンルで活躍する稀代のソングライター、かしぶち哲郎のソロ第1作。矢野顕子が共同プロデューサーとして演奏、アレンジなど全面参加。ヨーロピアン趣味溢れる珠玉の歌の数々を収録した名作待望のリマスタリング。

btn_buy_flac btn_buy_dsd

 

「彼女の時/かしぶち哲郎」 (1985年作品)

87年リリースの「彼女の時」リマスタリング。前作「リラのホテル」をより発展させ、今作は矢野顕子、大貫妙子、石川セリと三人の女性シンガーとデュエット、「柔らかいポーズ」では三人のコーラスをバックに歌っている。ストリングスアレンジは坂本龍一。

btn_buy_flac btn_buy_dsd

 

 

■鈴木さえ子

(アーティストページはこちら

 

「緑の法則/鈴木さえ子」 (1985年作品)

鈴木さえ子のミディ移籍第1弾となった3rdアルバム。
プロデューサーは鈴木慶一を迎え、演奏には白井良朗、渡辺等、矢口康博など、そうそうたるメンバーが参加。
当時革新的な技術だったサンプリングは「夏休みが待ち遠しい」のフィンガースナップを始め、いろいろな場所で垣間見られる。
実験的な音遊びが随所に散りばめられたカラフルでファンタジックなアルバム。

btn_buy_flac btn_buy_dsd

 

「スタジオ・ロマンチスト/鈴木さえ子」 (1987年作品)

プロデューサーにXTCのアンディ・パートリッジを迎えて制作された、ロンドンレコーディングを含む、鈴木さえ子の4thアルバム。
『ウホッホ探検隊』のオープニングテーマに採用された「Blow Up」に始まり、「Something In The Air」のカヴァー、「I Wish It Could Be Christmas Everyday In The U K」「TV Dinner」収録。プロデューサーはXTCのアンディ・パートリッジ。ロンドン録音サイドはXTCのデイブ・グレゴリー、リチャード・トンプソン、ポール・キャラックなどのミュージシャンが参加。

btn_buy_flac btn_buy_dsd