『かぐや姫の物語』本日地上波放送! 高畑勲監督作品の音楽を振り返る
先日、惜しまれつつ亡くなった日本アニメ界の巨匠・高畑勲さん。
遺作となった2013年作品『かぐや姫の物語』が本日、「金曜ロードSHOW!」枠にて放送されます。
音楽へのこだわりも強かった同氏。『おもひでぽろぽろ』ではベット・ミドラーの名曲「The Rose」を「愛は花、君はその種子」と邦題をつけて翻訳し(歌唱:都はるみ)、宮崎駿さん監督作品『紅の豚』ではシャンソンの名曲「さくらんぼの実る頃」の歌詞を翻訳して(歌唱:加藤登紀子)、作品中に取り入れました。『かぐや姫の物語』では作詞に加え作曲も手がけた「わらべ唄」と「天女の歌」が使用されています。
音楽の側面から振り返ることで、高畑ワールドの新たな魅力に触れてみてはいかがでしょうか。
かぐや姫の物語(2013年)
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主題歌「いのちの記憶」ほか、
高畑さんが作詞・作曲に携わった楽曲のカバーも収録。
ジブリと私とかぐや姫/二階堂和美 -
作詞・作曲を手がけた「わらべ唄」「天女の歌」も収録。
かぐや姫の物語 サウンドトラック/久石譲
ホーホケキョ となりの山田くん(1999年)
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オリジナルサウンドトラック/矢野顕子ほか
平成狸合戦ぽんぽこ(1994年)
おもひでぽろぽろ(1991年)