花組 大劇場「MESSIAH -異聞・天草四郎-」 など

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花組 大劇場「MESSIAH -異聞・天草四郎-」

天草四郎時貞の姿を新たな視点で描き出した日本物オリジナル・ミュージカル。

寛永十四年(1637年)。九州天草の地は、かつてキリシタン大名・小西行長の領地であったことから、禁教となった今でも天主(デウス)への信仰が根強く残っていた。それは対岸の島原に於いても同じだった。重い年貢や飢饉に悩まされ、苦しい生活を強いられても、人々は懸命に生きていた。キリスト教の教えに説かれた“はらいそ”という名の天国の存在を信じて――。
復活祭(イースター)の日。数日来の激しい嵐が去った天草・大矢野島に、不審な男が流れ着く。行長の遺臣・渡辺小左衛門が様子を見に行くが、その男は口をつぐんだまま、自らの名すら名乗ろうとしなかった。小左衛門は、妻の父・益田甚兵衛に暫く男の世話を頼む。甚兵衛は快く引き受け、四人目の我が子という意味でその男を“四郎”と呼ぶことにするのだった・・・。

花組 明日海りお、仙名彩世、柚香光 ほか

宙組 大劇場「シトラスの風-Sunrise-」~Special Version for 20th Anniversary~

宙組誕生20周年を記念したレビュー。

1998年宙組誕生時に上演された『シトラスの風』を、宙組誕生20周年、そして作・演出を手掛ける岡田敬二のロマンチック・レビュー・シリーズ第20弾を記念して、新生宙組の誕生に相応しいフレッシュでバイタリティに溢れた新場面を加え『シトラスの風―Sunrise―』として上演。“シトラス”のイメージが放つ“清々しく、爽やかで、若い”風と、宝塚レビューの香りと色彩を詰め込んだ詩情溢れるレビュー。

宙組 真風涼帆、星風まどか、芹香斗亜 ほか

花組 博多座(’18)「Sante!!」~最高級ワインをあなたに~

パリを舞台に綴られる、美しく華やかなステージ。2018年博多座公演版。

“ワインを飲んで見る数々の夢”をテーマにお届けするレビュー作品。世界各国で愛される優雅で気品溢れるワイン、そのイメージはまるで宝塚歌劇そのもの。様々な夢や愛、ロマンが詰まった街パリを舞台に綴られる、美しく華やかなステージ。

花組 明日海りお、仙名彩世、柚香光 ほか

エリザベート コンピレーションアルバムシリーズ

Elisabeth Selection ~(’98)Cosmos~

エリザベートとトートが織りなす大ヒットミュージカルより公演毎に人気の20曲をセレクト!1998年宙組版。

ハプスブルク家の皇妃エリザベートの生涯を描いたウィーン発のミュージカルを、「死」トートを主人公に小池修一郎が潤色・演出。
トートとエリザベートの哀しい恋に焦点を当て、宝塚ならではの作品として96年、雪組で初演され大ヒット。
宙組版は、98年公演の三演目。死神トートの妖しい美しさが男役の虚構性とマッチして、宝塚ならではの魅力を醸し出す。また自由を希求するエリザベートの心情も現代人の共感を呼ぶ。音楽とダンス、豪華な衣装、装置・照明を含めた空間の美しさも見逃せない。
トート姿月あさとは彫りの深い容姿、力強い歌唱が際立つ。エリザベートは初演に続き花總まりで、宙組版では美しさにさらに磨きがかかる。ヨーゼフの和央ようかはすらりとしたスタイルのよさが際だつ。ルキーニは湖月わたる、ルドルフは朝海ひかる、ゾフィーは星組と同じ出雲綾。ヴィンディッシュ嬢・陵あきのにも注目を。

(宙組) 姿月あさと、花總まり、和央ようか、湖月わたる ほか

Elisabeth Selection ~(’02)Flower~

エリザベートとトートが織りなす大ヒットミュージカルより公演毎に人気の20曲をセレクト!2002年花組版。

1992年の初演以来多くの人々を魅了し、センセーションを巻き起こしてきたウィーンミュージカル『エリザベート』。舞台は19世紀末のオーストリア・ハンガリー帝国。ヨーロッパ随一の美貌をうたわれ自由奔放に生きる皇后エリザベートと黄泉の帝王トート(死)が繰り広げる愛と苦悩をドラマチックに描く大作。そして、2002年、雪組・星組・宙組に続き、4度目の宝塚版『エリザベート』が花組で実現した。トート役には歌唱力に定評のあるトップスターの春野寿美礼、エリザベート役に大鳥れいが挑む。

(花組) 春野寿美礼、大鳥れい、瀬奈じゅん (専科)樹里咲穂 ほか

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