宙組 大劇場(’22)「NEVER SAY GOODBYE」Act 1 ほか

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宙組 大劇場(’22)「NEVER SAY GOODBYE」 Act 1

ファシズムと闘う人々の愛と勇気が、数々の名曲で綴られる、ミュージカル大作。Act 1

1936年、ハリウッド。セレブ達が集まるクラブ、ココナツ・グルーヴでは、新作映画「スペインの嵐」の 制作発表パーティーが開かれていた。カルメンを演じるエレン・パーカーや、エスカミリオを演じる現役 闘牛士ヴィセント・ロメロらの紹介が行われている最中、突然原作者のキャサリン・マクレガーが激しい 剣幕で飛び込んでくる。映画の脚本が自分の書いたものとはかけ離れたものになっていると抗議に来たのだ。
会場が大騒ぎとなる中、突然フラッシュが焚かれ、一人の男が現れる。パリの風俗を撮影した写真集で一世を 風靡したカメラマン、ジョルジュ・マルローだった。激高した表情を撮られたキャサリンは気分を害し、 撮影したフィルムを渡すよう詰め寄るが、ジョルジュは拒否する。キャサリンは、フィルムを貰うまで サヨナラは言わないと言い放ち、その場を後にするのだった。
その夜、ジョルジュの居所を突き止めたキャサリンは、彼が借りているアトリエ兼住居を訪ねる。
そこでキャサリンはジョルジュが撮り溜めていた写真を目にし、彼に興味を持ち始める。ジョルジュは、 ポーランドの貧しい街で生まれ、広い世界を見たくて家を飛び出したデラシネ(根無し草)であり、 いつか人生の真実を映し出す写真を撮りたいと思い写真家になったのだ。自分の見たことのない世界を 実際に目にしてきたジョルジュに尊敬の念を抱くようになるキャサリン。
ファシストへの批判を込めて書いた「スペインの嵐」を、アメリカ人的な見方でしかないと指摘された キャサリンは、自分なりに見識を広げ、人生の真実を見付けようとしていると話す。ジョルジュもまた、 真っ直ぐな強い意志を持ったキャサリンに惹かれるのだった。
「スペインの嵐」は現地でのロケ撮影が予定されていたが、スペイン共和国は選挙により社会主義となった ばかりで情勢が落ち着かない状況だった。そこで映画スタッフやエレン達は下見に行くことにし、 ジョルジュも正式な特派員としてビザを取得して同行する。折しもバルセロナでは、ナチスによるベルリン・ オリンピックに対抗したオリンピアーダ・ポピュラール(人民オリンピック)が開催されることになっており、 一行は開会式のリハーサルを見学する。そこでジョルジュはキャサリンと再会する。キャサリンはソビエト 連邦から招待を受けた作家仲間と共にモスクワへ向かう道中、スペインの新しい共和国を取材に来ていたのだ。 思わぬ再会に心を躍らせるジョルジュとキャサリン。しかし突如、オリンピアーダの中止を余儀なくさせる事件が 起こる。スペイン領モロッコでナチス・ドイツとイタリアを後ろ盾とするフランコ将軍が挙兵し、各地で国軍の クーデターが起きたのだ。統一社会党幹部のフランシスコ・アギラールは、バルセロナをファシストの手から 守ろうと市民たちを煽動する。歴史を変える事件のただ中にいることを実感したジョルジュは、このままスペ インに残ることを決めるのだった。
人生の真実の瞬間を捉えたいと、カメラを手に世界中を旅してきたジョルジュ。デラシネであった彼が、 スペインの地で見出したものとは・・・。

宙組 真風涼帆・潤花・芹香斗亜 ほか

  • 宙組 真風涼帆・潤花・芹香斗亜 ほかの写真
  • 宙組 真風涼帆・潤花・芹香斗亜 ほかの写真2
  • 宙組 真風涼帆・潤花・芹香斗亜 ほかの写真3
  • 宙組 大劇場('22)「NEVER SAY GOODBYE」 Act 1の情景写真2

宙組 大劇場(’22)「NEVER SAY GOODBYE」 Act 2

ファシズムと闘う人々の愛と勇気が、数々の名曲で綴られる、ミュージカル大作。Act 2

1936年、ハリウッド。セレブ達が集まるクラブ、ココナツ・グルーヴでは、新作映画「スペインの嵐」の 制作発表パーティーが開かれていた。カルメンを演じるエレン・パーカーや、エスカミリオを演じる現役 闘牛士ヴィセント・ロメロらの紹介が行われている最中、突然原作者のキャサリン・マクレガーが激しい 剣幕で飛び込んでくる。映画の脚本が自分の書いたものとはかけ離れたものになっていると抗議に来たのだ。
会場が大騒ぎとなる中、突然フラッシュが焚かれ、一人の男が現れる。パリの風俗を撮影した写真集で一世を 風靡したカメラマン、ジョルジュ・マルローだった。激高した表情を撮られたキャサリンは気分を害し、 撮影したフィルムを渡すよう詰め寄るが、ジョルジュは拒否する。キャサリンは、フィルムを貰うまで サヨナラは言わないと言い放ち、その場を後にするのだった。
の夜、ジョルジュの居所を突き止めたキャサリンは、彼が借りているアトリエ兼住居を訪ねる。
そこでキャサリンはジョルジュが撮り溜めていた写真を目にし、彼に興味を持ち始める。ジョルジュは、 ポーランドの貧しい街で生まれ、広い世界を見たくて家を飛び出したデラシネ(根無し草)であり、 いつか人生の真実を映し出す写真を撮りたいと思い写真家になったのだ。自分の見たことのない世界を 実際に目にしてきたジョルジュに尊敬の念を抱くようになるキャサリン。
ファシストへの批判を込めて書いた「スペインの嵐」を、アメリカ人的な見方でしかないと指摘された キャサリンは、自分なりに見識を広げ、人生の真実を見付けようとしていると話す。ジョルジュもまた、 真っ直ぐな強い意志を持ったキャサリンに惹かれるのだった。
「スペインの嵐」は現地でのロケ撮影が予定されていたが、スペイン共和国は選挙により社会主義となった ばかりで情勢が落ち着かない状況だった。そこで映画スタッフやエレン達は下見に行くことにし、 ジョルジュも正式な特派員としてビザを取得して同行する。折しもバルセロナでは、ナチスによるベルリン・ オリンピックに対抗したオリンピアーダ・ポピュラール(人民オリンピック)が開催されることになっており、 一行は開会式のリハーサルを見学する。そこでジョルジュはキャサリンと再会する。キャサリンはソビエト 連邦から招待を受けた作家仲間と共にモスクワへ向かう道中、スペインの新しい共和国を取材に来ていたのだ。
思わぬ再会に心を躍らせるジョルジュとキャサリン。しかし突如、オリンピアーダの中止を余儀なくさせる事件が 起こる。スペイン領モロッコでナチス・ドイツとイタリアを後ろ盾とするフランコ将軍が挙兵し、各地で国軍の クーデターが起きたのだ。統一社会党幹部のフランシスコ・アギラールは、バルセロナをファシストの手から 守ろうと市民たちを煽動する。歴史を変える事件のただ中にいることを実感したジョルジュは、このままスペ インに残ることを決めるのだった。
人生の真実の瞬間を捉えたいと、カメラを手に世界中を旅してきたジョルジュ。デラシネであった彼が、 スペインの地で見出したものとは・・・。

宙組 真風涼帆・潤花・芹香斗亜 ほか

  • 宙組 真風涼帆・潤花・芹香斗亜 ほかの写真
  • 宙組 真風涼帆・潤花・芹香斗亜 ほかの写真2
  • 宙組 真風涼帆・潤花・芹香斗亜 ほかの写真3
  • 宙組 大劇場('22)「NEVER SAY GOODBYE」 Act 1の情景写真2

1995年 宝塚歌劇主題歌CD集

1995年に上演された公演の珠玉の主題歌集!

(収録公演)
花組 『哀しみのコルドバ/メガ・ヴィジョン』『エデンの東/ダンディズム!』
月組 『ハードボイルド エッグ/EXOTICA!』『ME AND MY GIRL』
雪組 『JFK/バロック千一夜』『あかねさす紫の花/マ・ベル・エトワール』
星組 『国境のない地図』『剣と恋と虹と/ジュビレーション!』

1996年 宝塚歌劇主題歌CD集

1996年に上演された公演の珠玉の主題歌集!

(収録公演)
花組 『花は花なり/ハイペリオン』
月組 『CAN-CAN/マンハッタン不夜城』『チェーザレ・ボルジア/プレスティージュ』
雪組 『エリザベート』『虹のナターシャ/La Jeunesse!』
星組 『二人だけが悪/パッション・ブルー』『エリザベート』

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