ジョジョの奇妙な元ネタ紹介! その③ 「ザ・ハンド」

~今週のスタンド~

ザ・ハンド(元ネタ:ザ・バンド)
(スタンド使い:虹村億泰)

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3話のサブタイトルは「虹村兄弟 その①」。文字通りの兄弟のスタンド使いが主人公・仗助を襲います。

仗助と承太郎の「奇妙な」血縁関係もそうですが、血のつながりや「家族」というテーマが、日本の地方都市を舞台にしたことでより強く浮かび上がってくるのも『ダイヤモンドは砕けない』の特徴。

先にスタンドを繰り出すのは「弟」である億泰。その能力「ザ・ハンド」とは、いったいどんなものなのでしょうか……。

元ネタは1967年から1976年にアメリカで活動したロック・バンド、「ザ・バンド」。「“バンド”とは俺たちのことだ!」と言わんばかりの大胆不敵な命名ですが、まさしく今も多くのバンドマンのリスペクトを集める、“ミュージシャンズ・ミュージシャン”として語り継がれています。

現在来日中のエリック・クラプトンも、彼らの1stアルバム『ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク』を「人生を変えたアルバム」と評しているとか。また「ビッグ・ピンク」とは、これまた来日中のボブ・ディランとザ・バンドのメンバーが借りていた住居の名称ということで、なんとぴったりなタイミングでのオンエアか! と感じずにはいられませんね。

(大の洋楽ファンの荒木先生のこと、もしかしたらクラプトンやディランのコンサートに足を運ばれているかもしれません……)

「兄」であるスタンド使い、形兆のスタンドの元ネタについては……また次回以降!

 

TO BE CONTINUED…

 


 

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