5月度ハイレゾ音源大賞セレクターGotch氏決定 候補6作品発表!

 『ハイレゾ音源大賞』は、今月5月から新たに「mysound」が加わり、6サイト連合企画となり、2017年5月度推薦作品を発表しました。

 発表された推薦作品は「ターン・アップ・ザ・クワイエット/ダイアナ・クラール」 (mora推薦)、 「Leave, slowly/Ryu Matsuyama」 (mysound推薦)、 「WAVES/Yogee New Waves」 (OTOTOY推薦)、 「OK/RCサクセション」(レコチョク推薦) 、「A Tribute To Art Blakey And The Jazz Messengers/トニー・アレン」 (e-onkyo music 推薦)、 「アンコール!/渡辺 貞夫」 (groovers推薦) の6作品。各サイトが推薦するハイレゾ作品の中からの選出とあって、邦・洋、インスト、名盤などが入り混じったユニークなラインアップとなっており、この推薦作品が『ハイレゾ音源大賞』の5月度候補作品となります。
  
 2017年5月度のセレクターには、ASIAN KUNG-FU GENERATIONのGotch氏が登場。
 どの作品が大賞に選出されるのか、5月31日に大賞結果発表となります。

<プロフィール>

Gotch (後藤正文 / Masafumi Gotoh)

ASIAN KUNG-FU GENERATIONのボーカル&ギターであり、ほとんどの楽曲の作詞・作曲を手がける。これまでにキューンミュージック(ソニー)から8枚のオリジナル・アルバムを発表。2010年にはレーベル「only in dreams」を発足させ、webサイトも同時に開設。また、新しい時代やこれからの社会など私たちの未来を考える新聞『THE FUTURE TIMES』を編集長として発行するなど、 音楽はもちろんブログやTwitterでの社会とコミットした言動でも注目されている。
ソロアルバムに『Can’t Be Forever Young』やプロデューサーに元Death Cab for CutieのChris Wallaを迎えバンド録音を行った2ndソロアルバム『Good New Times』を発表。2017年4月には最新シングル『Taxi Driver』を引っさげ、7人バンド編成となるGotch & The Good New Timesとして
JAPAN JAM 2017、VIVA LA ROCK 2017、GREENROOM FESTIVAL ’17など数々のイベント/フェスへ出演も決定している。
また著書に『何度でもオールライトと歌え』(ミシマ社)他。

www.onlyindreams.com
http://gotch.info/

 

mora 推薦作品
タイトル    :「ターン・アップ・ザ・クワイエット」 (192.0kHz/24bit)
アーティスト :ダイアナ・クラール
配信開始日  :2017年5月5日(金)
レーベル   :Universal Music LLC
配信URL   :https://mora.jp/package/43000006/00602557466737/?cpid=hiresaward

<推薦コメント>
1920、30年代ジャズに傾倒した『Glad Rag Doll』(2012)、POPS/ロックにスポットをあてた『Wallflower』(2015)と、彼女の真骨頂であるジャズ・スタンダードから離れた作品をリリースしてきたシンガー/ピアニストのダイアナ・クラールが、11年ぶりにリリースしたジャズ・スタンダード中心の意欲作。『Quet Nights』(2009)以来となるジャズ界の重鎮トミー・リピューマとタッグを組んだ、古き良きアメリカン・ソングブックです。ラッセル・マローン、マーク・リボー、クリスティアン・マクブライド他と豪華ゲストを迎えて聴きどころも満載。なかでもトラック11「I’ll See You In My Dreams」のスチュアート・ダンカンの伸びやかなフィドル・ソロはハイレゾでより際立ちます。録音は巨匠アル・シュミット。ボーカルや各楽器それぞれの分離が良く、見通しが良いハイレゾらしい音場。スモーキーな真夜中のジャズの雰囲気にまとめあげたダイアナ・クラールの意図も見事に形にしていると感じます。

 

mysound 推薦作品
タイトル    :「Leave, slowly」 (96kHz/24bit)
アーティスト :Ryu Matsuyama
配信開始日 :2017年5月17日(水)
レーベル  :PCI MUSIC
配信URL  :http://ymh.jp/ryumatsuyama

<推薦コメント>
ジャンルも国籍も超えた、ピアノ・スリーピース・バンド Ryu Matsuyama。高い技術に裏付けされた演奏表現、繊細でありながらも心の奥を熱く揺さぶる楽曲群が秀逸!目をつぶれば、情景が描き出され、音楽が旅へと誘ってくれることでしょう。

 

OTOTOY推薦作品
タイトル    :「WAVES」 (48kHz/24bit)
アーティスト :Yogee New Waves
配信開始日  :2017年5月17日(水)
レーベル   :Roman Label / bayon production
配信URL   :http://ototoy.jp/_/default/p/75126

<推薦コメント>
1st『PARAISO』で高い評価を受けたのち、メンバーの脱退や加入などを経て、ついにYogee New Wavesが2ndアルバム『WAVES』を完成させた。約2年半振りのフル・アルバムは、そう、とにかく2017年の夏、この国のインディ・ロックを象徴をアルバムのひとつになるだろう。これまでシングル・カットされてきた楽曲も含めて、全曲捨て曲なしの11曲が詰まったアルバムだ

 

レコチョク推薦作品
タイトル   :「OK」 (96kHz/24bit)
アーティスト :RCサクセション
配信開始日  :2017年5月3日(水)
レーベル    :Universal Music LLC
配信URL   :http://recochoku.jp/album/A1006910315/

 

<推薦コメント>
1983年ハワイで録音されたRCサクセション中期の傑作。ビンテージ海外機材で録音されたこの作品のアナログマスターは、デジタル録音のように周波数やビットレートに限界がなく、ハイレゾ素材にはまさに最適。そのマスターからリマスターされたハイレゾは、力強い芯があるのに耳当たりが心地良い。さらに、リアルなヴォーカルとザクッとしたギター、ふくよかで締まったベースとドラムが生み出す立体的な定位感は、まるで高音質レコードのようだ。このハイレゾ、清志郎にも聴いてほしかった…。

 

e-onkyo Music 推薦作品
タイトル    :「A Tribute To Art Blakey And The Jazz Messengers」 (96kHz/24bit)
アーティスト :トニー・アレン
配信開始日  :2017年5月19日(金)
レーベル   :Universal Music LLC
配信URL   :http://www.e-onkyo.com/music/album/uml00602557443974/

<推薦コメント>
アフロビートの神様、フェラ・クティのドラマーとして、60年代から活動を続けるトニー・アレンが、自身に多大な影響を与えたと語る偉大なジャズ・ドラマー、アート・ブレイキーに捧げるアルバムを完成させた。アート・ブレイキーの代表曲“Moanin’”、“Night In Tunisia”などジャズの名曲が、トニー・アレンのファンキーなアフロビートで生まれ変わります。尚、今作はトニー・アレン含む8ピース・バンドが、SONY MCI-JH24アナログ・マルチトラック・レコーダーを使用して2インチ・テープに一発録音にて収録。そのブッといサウンドにも注目です。

 

groovers 推薦作品
タイトル    :「アンコール!」 (96kHz/24bit)
アーティスト :渡辺 貞夫
配信開始日  :2017年5月24日(水)
レーベル   :JVC
配信URL   :http://www.groovers.co.jp/mqs/album/detail/LOT612K

<推薦コメント>
1980年「渡辺貞夫リサイタル・アット・武道館」と題し、日本人ジャズ・ミュージシャンとしては初めて日本武道館でコンサートを行った渡辺貞夫が、2016年12月渋谷オーチャードホールで36年ぶりに、70年代後半から80年代前半にかけて数々の渡辺貞夫のアルバムをプロデュースしてきた巨匠デイヴ・グルーシンと再演したライブ・アルバム。
参加ミュージシャンにはデイヴ・グルーシンをはじめ、80年代よりフュージョン・シーンで人気を博したイエロージャケッツの中心人物ラッセル・フェンランテにロベン・フォード、村田陽一を中心とする日本を代表するホーン・プレイヤーによるビッグバンドなどが参加。
フュージョン全盛期であった80年代のあの雰囲気、エネルギッシュで時にメロウ、そしてソフティスケートされたサウンドの数々が、当時のようにスリリングなライブ演奏そのままに、臨場感溢れるハイレゾ・サウンドで堪能できるアルバム。

 

ハイレゾ音源大賞HP:http://hi-res-award.com