訃報 指揮者スクロヴァチェフスキ氏 死去
本日2月22日より14タイトルがハイレゾ配信された読売日本交響楽団による演奏の模様。その指揮を務めた指揮者、スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ氏が21日に亡くなったことをロンドンの所属事務所が発表しました。93歳でした。
最後の公演は昨年10月。近年は「世界最高齢の現役指揮者」としても知られていました。
心よりお悔やみ申し上げます。
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮×読売日本交響楽団
ブラームス:交響曲第1番
ブラームス:交響曲第2番
ブラームス:交響曲第3番、他
ブラームス:交響曲第4番、他
R.シュトラウス:ツァラトゥストラはかく語りき、他
ブルックナー:交響曲第0番
ブルックナー:交響曲第7番
ブルックナー:交響曲第8番
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調
ブルックナー:交響曲第9番
ベートーヴェン:交響曲第3番/第4番/第5番、他
ベートーヴェン:交響曲第7番・第2番
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ プロフィール
1923年、ポーランドのリヴォフ(現在のウクライナ)生まれ。ポーランド国内のオーケストラの指揮者を歴任した後、1960年から20年近くにわたってミネソタ管の音楽監督を務めた。1984年から91年、英・ハレ管の首席指揮者を務め、現在はミネソタ管の桂冠指揮者のほかザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルの首席客演指揮者でもある。
読売日本交響楽団とは78年に初共演して以来2000年、02年、05年と共演を重ね、07年から10年まで第8代常任指揮者を務めた。10年4月、読響初の桂冠名誉指揮者に就任。“ミスターS”の愛称でも親しまれた。