ジョジョの奇妙な元ネタ紹介~黄金の風編~ 第9回「ベイビィ・フェイス」
「ジョジョの奇妙な元ネタ紹介」今回ご紹介するのは、第17~18話に登場した「ベイビィ・フェイス」です。
ペッシ&プロシュート戦が3週を使って濃密に描かれた分、割にあっさり倒されてしまった感もあるスタンドですが、自己成長し対象を自動追跡するというその性能は独特かつ強力なもの。何より生身の女性を使ってその都度「産み出す」というのがなんとも変態的……いや不気味な存在感を発揮していましたね。
元ネタはアメリカのR&B歌手・作曲家、Babyface(ベイビーフェイス)。ホイットニー・ヒューストン、TLC、セリーヌ・ディオン、マライア・キャリー、ボーイズIIメン、マドンナ、エリック・クラプトン、ジェイ・Zなど錚々たる面子の作品に携わった、プロデューサーとしての顔のほうがよく知られているかもしれません。
ベストR&Bソング、ベストプロデューサー、レコード・オブ・ザ・イヤーなど、グラミー賞受賞も多数。まさか遠く海を越えた日本で、「Baby」という名前の響きだけで「子供を産ませる能力」の名前の元ネタになっているなんて想像もしていないことでしょう……。
A Collection Of His Greatest Hits
第18話のBパートからは、早くもさらなる追手・ギアッチョが登場。そのスタンド、冷気を操る「ホワイト・アルバム」はファンの間で最強の一角に数えられることもある強力スタンドです。
迎え撃つは連戦のジョルノとミスタ……さっそく息の合ったコンビネーションを披露していましたが、果たしてどのように難敵を退けるのか? 次回も注目です。
To Be Continued…