ジョジョの奇妙な元ネタ紹介! 「最終決戦! VS レッド・ホット・チリ・ペッパー」

現在放送中『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』も1クール目のクライマックス。第一の宿敵、レッド・ホット・チリ・ペッパーとの戦いも佳境を迎える中……なんと本家「レッチリ」もニューアルバムをリリース! これが「スタンド使いは引かれあう」というやつかッ!? 今回は原作リアルタイム世代かつレッチリファンのスタッフKさんにご登場いただき、現在プライスOFF中の旧譜タイトルやバンドの魅力について語っていただきました!

 


 

こんにちは。洋楽ロック好き & かくれジョジョファンのmoraスタッフKです。 『ジョジョの奇妙な冒険』で好きなキャラクターは「イギー」と「重ちー」です。よろしくお願いいたします!

さて、アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』もいよいよ“レッド・ホット・チリ・ペッパー”との闘いに突入しましたね。 

原作連載当時――1990年代、多感な青年期を過ごしていました時代、こっそり読んでいた『ジョジョ』に「レッチリ」の名前が登場した時のことは忘れられません。洋楽ファンにはたまらない、『ジョジョ』に登場する数々のアーティスト名や作品名。 意外性がありつつも、スタンドの特性やスタンドを操る本人の人間性に妙にマッチしていたりして、クスリと笑ってしまうようなものばかり。当時としては、どちらかというと60年代、70年代のものを中心とした元ネタが多く(第3部で登場した、アヴドゥル、マライア、テレンス・T・ダービーなど、ポップ/ファンク/R&B系アーティストは別として)、初めて「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」という自分がリアルタイムで聴いている、いわゆる「オルタナ系」ロックバンド名が登場したからでした。

「荒木先生、レッチリとか聴くんだ!」という思いとともに、「ジョジョに登場してしまうレッチリって、やっぱりすごい!(レッチリの名前がジャンプに載っちゃった!)」という思いを新たにしたものでした(その後、「パール・ジャム」や、「グリーン・デイ」、「フー・ファイターズ」等々、オルタナティヴロックのアーティスト名が登場することが増えた気もします)。

それから現在に至るまで、レッド・ホット・チリ・ペッパーズが第一線で活躍しているのはご存じの通りかと思います。
今年2016年はフジロックフェスティバルへの出演も決定しましたね。 1997年、第一回目のフジロックフェスティバル(今では夏の風物詩となりつつある、「野外音楽フェス」の先駆け!)、1日目、嵐の中でヘッドライナーをつとめた伝説のライヴを思い出しながら、予習にはげみたいと思います!!

 

<おすすめアルバム紹介>

『Blood Sugar Sex Magik』

レッド・ホット・チリ・ペッパーズの人気を決定づけたアルバム。 ライヴのアンコールでも最高に盛り上がる「Give It Away」や、「Suck My Kiss」等のハイテンションかつグルーヴ感のある楽曲と、美しいメロディが印象的な「Under The Bridge」、「Breaking the Girl」などなど、現在のレッチリに繋がる要素が凝縮されています。

 

『One Hot Minute』

ジョン・フルシアンテが脱退し、ギターにジェーンズ・アディクションのデイヴ・ナヴァロを迎えたアルバム。
評価の分かれる作品ですが、「Warped」、「Aeroplane」、「My Friends」など、良い曲もあります。

 

『Californication』

ジョン・フルシアンテが復帰し、全盛期を迎えたレッチリの最高傑作と言われるアルバム。「Scar Tissue」や、映画『BECK』オープニングテーマとして使用された「Around The World」、故・カート・コバーンについて歌ったという「Californication」などなど、名曲揃い!

 

『By The Way』

大ヒットした『Californication』の次作として発表されたアルバム (筆者個人的に一番好きなアルバムかも。ジャケットも良い!)
表題曲「By the Way」をはじめ、ポップかつメロウなメロディの「Universally Speaking」、「The Zephyr Song」、「Cabron」等、レッチリ初心者の方にも聴きやすいアルバムかもしれません。

 

『Stadium Arcadium』

レッチリの集大成的アルバムで2枚組の大作。本作を最後に、ギタリストのジョン・フルシアンテが脱退した。映画「デス・ノート」の主題歌「Dani California」はビデオ・クリップも秀逸。(ジョジョ&洋楽ファンなら、ウケるはず!)

 

I'm With You/Red Hot Chili Peppers

『I’m With You』

新たなギタリストにジョシュ・クリングホッファーを迎えた作品。
「Monarchy Of Roses」、「Look Around」など、メロディの良さは健在!

 

TO BE CONTINUED…

 


 

TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』公式サイト