東方神起『WITH』インタビュー前半&「Spinning」グッとポイント♪
moraでは恒例となりつつある新曲のグッとポイントを紹介する企画ですが、今回は超豪華版☆
なんと、本日リリースの最新アルバム『WITH』の本人インタビューを大公開!!来年、『東方神起 LIVE TOUR 2015 ~WITH~』と銘打っての全国5大ドームツアーも決定している東方神起。『WITH』収録曲の中で好きなフレーズ、ビデオの見どころ、プレイヤー(≒チャラ男)的な要素があるメンバーは?…読み応えのあるインタビューを2回に分けてお届けします!
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「Spinning」 ミュージックビデオのみどころは?
2014年夏、夜遊びを楽しむ夜の男となった二人。今回はその上を行く真夜中の男になった(ような気がする)?魅惑的な女性に振り回される男性を歌とダンスで表現したというセクシーなソウルディスコダンスチューン♪セクシーさに磨きがかかった東方神起のぐっ♥とポイントをご紹介!
——今回のアルバム制作はどうでしたか?
チャンミン:特にユンホが忙しかったよね。
ユンホ:僕は本当にタフなスケジュールで。途中にドラマ(「夜警日誌」)の撮影があったから、最初にガーッと録って、インターバルがあって、最後にまたガーッと録ったんです。で、最初に録った声と最近録った声のトーンが違うから、聴く人はそこが面白いんじゃないかと思う。
——最初の方に録ったのは?
ユンホ:「Chandelier」とか。あと「Refuse to lose」は1番のサビまでは最初に録って、そのあとは最近録ったんです。だから一曲の中でも違うっていう。
——チャンミンはどうだったの?
チャンミン:僕はゆっくり。だって、ユンホがドラマの仕事をやってるから、2人の仕事が自動的に少なくなるじゃないですか。だから、ちょっとずつ、ゆっくりできました。
——今回のアルバムはホーンセクションを使った曲がたくさん入っていることが特徴だけど、リード曲の「Spinning」は、それを象徴するような曲だよね。
ユンホ:そうですね。今年のライブでもう歌ってる曲ですけど、「Something」「SURISURI [Spellbound]」から今回のアルバムのサウンドコンセプトは始まってるんです。
——「SURISURI [Spellbound]」は、今春の『TREE』ツアーで、MV同様に女性ダンサーを入れて妖艶なステージを披露してましたよね。まあ、女性ファンの中にはヤキモチを焼いたり、身悶えした人もいるかもしれないけど。
チャンミン:僕はああいうのもいいと思ってるんですけどね。
ユンホ:僕も今まで見せたことないから、逆に良かったと思ってますけどね。でも僕は男性ダンサーと踊る方が楽です。
——気を遣わなくていいから?(笑)
ユンホ:そう(笑)。
——僕もああいうパフォーマンスを採り入れたことで、一層エンタテインメント性が強まったと思ってます。ショーとしての完成度が高まったというか。
ユンホ:僕もそう思います。それまでの東方神起は男だけで頑張ってきたので、逆に「SURISURI [Spellbound]」とか「Something」のパフォーマンスが目を引いたんじゃないかと思うし。
チャンミン:でも、現場に女性がいるっていうのはいいですよね。男性のダンサーやスタッフばかりに囲まれて仕事をするのと、ひとりでも女性がいるのでは現場の雰囲気が違いますから。
——現場が華やぐだろうし。
チャンミン:そうなんですよ。明るくなって和気あいあいになる。あと、女性が仕事を一緒にしてるっていうだけで、いい意味で男性は気を遣うというか。
ユンホ:緊張感が生まれるよね。別に見られてなくても、知らないうちに意識してるじゃないですか。それは男性も女性も。だから、逆にそれくらいがいいと思うんですよね。
——話を「Spinning」に戻すと、最初に聴いたときはどう思った?
ユンホ:サビを聴いたときメッチャあがりました。伴奏のセッションがかっこいいと思ったし。でも、ちょっとどこかで聴いたことがあるような気がする曲だったけど(笑)。
チャンミン:歌詞はセクシーだなって。
——魅力的な女性に振り回される男を描いているから?
チャンミン:そう。逆に言えば、それくらい女性が超魅力的だっていうことじゃないですか。
——MVは緩急のついたダンスがかっこよかったです。
チャンミン:MVでは管楽器を演奏してる方々とちょっとした振りを合わせてパフォーマンスしているんですけど、それがかっこいいんですよ。時間は短いけど、また新しいパフォーマンスが見られるビデオになってますね。
ユンホ:迫力があったよね、マーチングバンドが行進してるみたいな動きで。あと、この曲の振り付けはアドリブがすごく多いんです。今まではコレオグラファーさんが考えたものをアレンジしてやってたんですけど、これはメンバーに任されてた部分も結構多くて。
——どこからどこまでアドリブなの?
ユンホ:サビは決まった振りがあるんだけど、ヴァース部分はほとんど自由。だから、撮影のときは毎回動きが変わってたんですよ。
——じゃあ、今回はそこが見どころ?
ユンホ:そうですね。あと、僕は椅子を使って踊ったんだけど、それもそのときそのときで自由に踊ってたから。ガッツリ激しく踊るというよりは、クールな感じで身振り手振りするところが見どころじゃないかなと思います。
——次の「Believe In U」は、「Refuse to lose ~Introduction~」「Spinning」と来てどんどん高まったテンションを、なだらかに落ち着かせてくれるようなミッドナンバーだね。
ユンホ:この曲もいいんですよね。「ほら」「いま」って歌う後ろに♪I believe in♪っていうハーモニーが入るんですけど、そこがメチャ好きです。あと、こういうジャンルも好き。こういう曲は昔たくさん聴いたし
——人生の岐路に立って悩んでいる友の背中を押す歌だよね。
チャンミン:人生という名の道を歩いてると、転んだり、壁にぶつかったりするけど隣で励ましてあげるっていう。そういう仲間への気持ちを歌ってるんですよ。だけど、これは自分自身に歌ってる曲でもあって。聴いてると僕は落ち着いてくるんですよね。自分に元気をもらえる感じもあるし。
ユンホ:リフレッシュもできるしね。歌詞は僕たちが今まで歩んできた道と重なるところもあるなって思うし、僕も自分に向けて歌ってる感覚はありますね。
text 猪又 孝(DO THE MONKEY)
★ユンホが歌いながらグッときてしまった曲やチャンミンの家族エピソードが紹介されているインタビュー後半&「Chandelier」のグッとポイントはコチラ
★前回のアルバム『TREE』インタビューは コチラ