ジョジョの奇妙な元ネタ紹介! その⑥ 「エコーズ」

 ~今週のスタンド~

エコーズ(元ネタ:ピンクフロイドの楽曲「エコーズ」
(スタンド使い:広瀬康一)

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第4話で虹村形兆の「弓と矢」に射抜かれ、スタンド使いになってしまった康一。
その後発現したスタンドはなぜか「タマゴ」の状態でしたが、ついに今回その殻を破り、真なる力を見せてくれます!

気になる能力については、本編を見ていただくとして……。
元ネタになっているのはブログレッシヴ・ロックバンド、ピンク・フロイドの楽曲「エコーズ」(アルバム『Meddle(邦題:おせっかい)』に収録)。なんと23分間(!)にも及ぶ長尺の組曲です。

ピンク・フロイドといえば、主人公・仗助のスタンド「クレイジー・ダイヤモンド」の元ネタとしても既に登場済
第1話から友人関係になり、ともにスタンド使いとなったことで名実ともに「コンビ」となった彼ら(億泰もいるけど)の絆を示すようなチョイスですね!

ジョジョファンの間では、「もし、仗助が矢で射抜かれた傷を治療しなかったとしても、康一はスタンド使いになっていただろうか?」という議論がよくされます。悪人……とまではいかずとも、ひと癖ふた癖ある性格の持ち主がスタンド使いになりやすい傾向がありますからね(その点康一くんは良くも悪くも「普通人代表」といった感じです)。そんな特殊な経緯でスタンド使いになった彼だからこそ、他のスタンド使いにはない可能性を秘めてもいるのです。

「エコーズ」というとても長い曲が元ネタになっていることの意味は、後半に近づくにつれてわかってくるかもしれません……。

 

TO BE CONTINUED…

 


 

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