ジョジョの奇妙な元ネタ紹介! その⑲「アース・ウインド・アンド・ファイヤー」

~今週のスタンド~

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アース・ウインド・アンド・ファイヤー
(元ネタ:米ファンク・グループ「Earth,Wind & Fire」)

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 さて、今週の「ジョジョの奇妙な元ネタ」は……とコーナーを始める前に、どうしても触れておかなければならない一件がありますよね。

『ダイヤモンドは砕けない』実写化……

 スタンドはまさかCGで表現するのか? とか、山岸由花子の設定がなんかおかしいとか(女性キャラが少ない『ジョジョ』ですからいわゆるテコ入れというやつでしょうか……)、おまけにロケ地がスペインってどういうことだよ……杜王町には仙台市という立派なモデルがあるのに……という、思わず三点リーダを多用しまくってしまう情報が飛び込んでくるわけですが……

 まあ忘れましょう。本日の「ジョジョの奇妙な元ネタ」の時間です。

 先週は岸部露伴とジャンケン小僧こと大柳賢の奇想天外なジャンケン対決が繰り広げられましたが、今回もまた新たな“奇妙な人物”が仗助たちの前に現れます。

 スタンド使いではなくわざわざ“奇妙な人物”としたのは、今回出てくる「支倉未起隆」はスタンド使いなのか、そうでないのか、最後までよくわからない人物として描かれているからです。じゃあ何なのかと言われたら、彼は自らを「宇宙人」だと言い張る。「ぼくは宇宙人」(今回のサブタイトル)というわけですね。

 スタンドかどうかはともかく、彼もまた不思議な能力を持っているのは間違いなく、「アース・ウインド・アンド・ファイヤー」と名付けられています。Earth,Wind & Fireといえば知らない人はいないであろうディスコチューンの名曲「September」を歌ったグループとして有名。入れ替わりの激しいメンバーの中にあって常に中心にいた創始者、モーリス・ホワイトは今年初めに死去してしまいましたが……ファンク、ジャズ、ゴスペルなどあらゆるブラックミュージックのルーツを貪欲に盛り込んだバンドとして今なお音楽ファン・同業者からのリスペクトを一心に集め、先日はジャズの祭典「Blue Note Jazz Festival in JAPAN」にも出演しました。

 ベスト盤はハイレゾでも配信中。ロングヒットを続けています。

 ちなみに今回の話数でも岸辺露伴が大活躍します。仗助と露伴の「犬猿の仲」的なやり取りは爆笑必至ですよ! ぜひご期待ください。

TO BE CONTINUED…

  


 

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