『水曜どうでしょう』テーマソング「1/6の夢旅人2002」リマスタリング&ハイレゾ配信! 藤村忠寿ディレクター×シンガーソングライター樋口了一さん スペシャル対談

俳優の大泉洋と鈴井貴之、番組スタッフとして藤村忠寿、嬉野雅道ディレクターの4人が旅をする企画をメインとした大人気バラエティ番組『水曜どうでしょう』。

当初、北海道のローカル番組しかも深夜放送だったにもかかわらず、その独特の映像と4人の飾らないありのままの会話から熱狂的なファンを生み出し、今やイベントやDVDの発売など全国にそのムーブメントが広がり、ファンを公言しているアーティストや著名人も数多い人気番組です。

その人気番組と共に語り継がれているテーマソング「1/6の夢旅人2002」。そのリマスター音源が今回12/6にmora独占先行ハイレゾ配信されることを記念して、11月上旬Sony Music Studioで行われたハイレゾマスタリングとアナログレコードカッティング作業に密着(別記事にて)。さらにテーマソングを歌う樋口了一さんと、番組の名物ディレクター・藤村忠寿さんの初めての対談(放談?)が実現しました!

『水曜どうでしょう』レギュラー放送の最終回のそのラストでたった1回流れただけの「1/6の夢旅人2002」。それがなぜ多くの人の心をつかんだのか。

縦横無尽なスペシャル対談、是非御一読ください。

 


 

1/6の夢旅人2002(オリジナル)/ 1/6の夢旅人/樋口 了一

樋口 了一
「1/6の夢旅人2002(オリジナル) / 1/6の夢旅人」

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樋口了一さんと『水曜どうでしょう』、その出会い

藤村D (「1/6の夢旅人」が『水曜どうでしょう』のテーマソングに起用された)きっかけは……一番最初は96年、97年くらいにヨーロッパに行って。だから20年前ですよ。

樋口 20年前!

藤村D でも樋口さんの事を知ったのはその前の「モザイクな夜」ってTV番組で、『水曜どうでしょう』の前の番組でも樋口さんの特集を何回かやって。俺はその時担当じゃなかったけど。

樋口 でも知ってた?

藤村D 知ってる知ってる、もちろん。『水曜どうでしょう』が始まる前からなんとなく樋口さんのことは知ってて。

樋口 藤井要一さん(北海道のラジオ局、AIR-G’の当時のディレクター)がプッシュしてくれたんですよね?

藤村D そうそう。

樋口 初めて会った時に、藤井さんは僕のこと「なんてやる気のないアーティストなんだ」って思ったんだって。

藤村D あなたのことを?

樋口 そう、「このやる気のないアーティストをやる気にさせてみたい」っていうモチベーションで、俺にいろんな働きかけをしてくれたの。

藤村D ああ(笑)

樋口 それがあの鈴井さんのピンチヒッターだったんですよ。
注)当時、鈴井さんはFM北海道の番組に出演していたが、『水曜どうでしょう』の撮影のためにFMの番組を離れる必要があり、代役を探していた。

藤村D あー、なんかそんなことも聞いたことある気がする。

樋口 AIR-G’の収録で来てて、実はその時おふくろが具合悪くて、ずっと看病してて、熊本から北海道にどうしても来てくれって言われて行ったんですよ。ただ心ここにあらずで早く帰らなきゃと思って、もう凄いやっつけ仕事なわけ(笑)

藤村D (笑)

樋口 そこでこいつはダメだって思わずに、やる気にさせてみたいって思ってくれたのは何かあったんでしょうね。

樋口了一さん

藤村D いや、それは歌が良かったんですよ。

樋口 ああ、そうか。

藤村D そりゃそうでしょうよ。歌とあと人柄が良かったんでしょ。樋口さんの場合。やる気がないっていうか、もちろん真剣にやる人なんだろうけど、もっときっちりとやればおまえ前に行けるのに、みたいな。

樋口 そういうじれったさみたいなものが……

藤村D あったんじゃないですか? その時にはもう藤井さんとかずいぶんとね、プッシュしてたもんね。

樋口 うん、してくれてた。

藤村D そのプッシュがあったからHTBの番組でも樋口さん特集とかして、まぁ実際聴いたときにこの人凄いなと思ったから。

樋口 結局その『水曜どうでしょう』の歌を作ることにつながるんですが、あれは別にお仕事的にね、この番組は北海道で人気の番組ですからとか、そういうことはまったくなく。

藤村D そう、まったくなくだよ。

樋口 ただ疲れ切ってるところに、ヨーロッパの鈴井さんから電話がきて。明日、疲れてるんだったら曲作ってあげるよって言って、もう歌って終わりだったんですよ、当初は。まさかそのあと音源くれって言われて、使ってくれるなんて思ってないからね。

藤村D これがまたね、曲がよかったから。

樋口 そうなんだ。

 

「1/6の夢旅人」から「1/6の夢旅人2002」へ……名曲誕生秘話

藤村D そうじゃなきゃ使わないし、「あーこんなもんね」って思ったら単発の企画で終わってたと思うけど、まず一番最初のあの曲が良くて、番組のエンディングに流すのに丁度いい歌だからすごく流してて。番組の途中にも流すものも欲しかったし、それがピッタリはまって。
そうしたら諸事情により、今までレギュラー放送でずっと流れてみんなに愛されていた曲が使えなくなるかもしれないってなった。急遽、新しいヴァージョンを作らなきゃいけなくなって……かなり緊急事態。

樋口 その時、緊急会議とかしたんだっけ?

藤村D 会議とかではないけど、確か「じゃあ新しい曲作ります」って樋口さんが言ってくれて、それももうベトナムの最終回に間に合うようにとか言って。

樋口 そう、頼まれたのもうベトナムの回、放送してる時だもん。

藤村D (笑)

樋口 その頼まれてすぐに作らなきゃいけない曲がですよ、数年間も北海道の人たちに愛されまくった曲を越えなきゃいけないんですよ。正直、胃から血が出るかと思うくらいプレッシャーでした。
注)それまでレギュラー放送で流れていた曲は「1/6の夢旅人」だったが、急遽「1/6の夢旅人 2002」を作ることに。

藤村D 歌詞は同じで、曲だけ違う。

樋口 ありえない!

藤村D ありえないよね。別の曲を作るならまだしも歌詞は一緒で。そんなことやったことある人いないよね。

樋口 ジャンルとしてはこれまで番組で流れていた曲とは違うテイストの曲だったけど、藤村さんはあの曲初めに聴いたときどういう印象だった?

藤村D まだそれこそ16年前の話でしょ。その当時テープでくると思ってたら最先端のデータで送られてきて。曲がデータで来るって初めての体験だった。焦ってたんだろうね、とにかくできたから聴いてくれっていう。それを会社のパソコンで聴いたときに、不思議に一発で絵が浮かんだ。最終回のラストで使おうと思ってて、その絵が本当に一発で浮かんだって言うのがびっくりで。

樋口 あの走馬灯のような映像は頭にあったわけ?

藤村D 頭にはあった。あとは曲がその映像に合うかどうかっていう。そしたらもうぴったりで。

樋口 昔の古い方の曲の残像が邪魔するとかなく?

藤村D 消えたわけ、昔の曲が一気に消えたの。

藤村忠寿さん

樋口 それは凄い!

藤村D あの曲は今聴いても「1/6の夢旅人 2002」の方が断然いいと僕は思うし、番組に合ってる。ベトナムの『水曜どうでしょう』は6年放送して、それまでずっと旧バージョンの「1/6の夢旅人」が流れてて、「1/6の夢旅人 2002」ってのは最後のベトナムの最終会に1回流れただけなの。でもあれが今や番組の代名詞になった。1回聴いていい曲だなって思う曲は有るけど、全部頭に入るぐらいの曲ってなかなかないですよ。

樋口 何かのマジックが働いたとしか。

藤村D そうでしょう(笑) あなたが何か申し訳ないって気持ちと、こんなことになってるんだっていう気持ちと。

樋口 やる気は無いけど責任は取りたいアーティストだからね(笑)

藤村D でさ、あの最終回に流したやつにさ、自宅で録音したからインコの声が入って(笑)

樋口 そうそう(笑)

藤村D インコヴァージョン(笑)

樋口 結局ベトナムの最終回で流れたものにはインコが入ってる(笑)

藤村D 不思議な縁のある歌でさ、ほら、テレビ番組の曲はドラマ主題歌とかは長年ドラマの主題歌として語り継がれる歌ってのがあると思うんだけど、バラエティ番組でこれだけずーっとその曲だけをって言うのは、もうこの歌しかない。

樋口 この前高橋優君が、彼『水曜どうでしょう』が好きみたいで、ラジオ番組で「樋口さんの「1/6の夢旅人2002」のような愛され方をする曲を生み出したい」って言ってくれて。確かに他に例が無いからね。

藤村D ないと思うね。

樋口 あの時、藤村Dが1回聴いてくれただけで気に入ってくれた印象を、北海道の人達も持ってくれた。あの日「世界に一つだけの花」っていう曲が同じ日にリリースで、他の県は全部その曲が1位だったんですよ。その中で北海道の玉光堂だけが「1/6の夢旅人 2002」が1位だったんですよ。

藤村D へぇー!

樋口 それくらいインパクトがあったんだね。

藤村D もうずっと番組と一緒に語り継がれてる。あの曲がないとダメだという。

樋口 『水曜どうでしょう』っていうムーブメントに前例がないのと同じように、僕の曲も同じような愛され方をしてくれている。

藤村D そうそう、樋口了一って人がどういう星の元に生まれたかわかんないけど、番組と関係のない「手紙~親愛なる子供たちへ~」*という名曲もあって。ものすごくメジャーな人ではないけど(笑)、知られてる人です。
注)2009年日本レコード大賞優秀作品賞、日本有線大賞有線音楽優秀賞を受賞。

樋口 まだらに知られてる(笑) 狭いけど深くという僕のアーティスト性のテーマかもしれないです。今小学校でライブやって『水曜どうでしょう』知ってる人って聞くと1,2年生が手を挙げるの。親同士が好きで結婚して、もう第二世代に入ってきている。

 

リマスタリング、ハイレゾ音源について

藤村D で、ずっと歌い継がれる中でさ、今回新しくマスタリングしてさ。今回はどういうことしたの?

樋口 音を良くしたの。

藤村D さっきハイレゾ音源を聴かせてもらったけど、音を良くしたのは凄くわかる。

樋口 すでに録音してある音をハイレゾリューションに。映像だと4Kとかみたいに音の解像度を増やしたのが、さっき聴いてもらったハイレゾ音源。

藤村D はいはい。

樋口 それと同時にアナログ盤にもして、こちらはあたたかく柔らかい感じがする。moraではそのハイレゾ音源の方を配信するの。アナログは盤で発売する。このアナログの音もハイレゾとはまた違っていいの。ハイレゾの良さとアナログの良さ、それぞれ違うけど両方凄くいい。
注)アナログ盤は2018年リリース予定。

藤村D レコードもいいよね。実際に針を落として回してるって言うのが実際に演奏してくれてる感じもいいよね。

樋口 鈴虫でも羽をこすり合わせて音を出してるしね(笑) でも今やプレイヤーもってる人が少ないよね。なんならHTBでサイコロプレイヤーでも作ってもらって(笑)

藤村D 鑑賞会やってもいいよね? プレイヤーが無いから。さっき音聴かせてもらったけど、聴いたら絶対欲しくなると思う。この曲は流行り廃りのない、ずっと取っておきたい曲だと思う。その曲がさらにハイレゾやアナログで“いい音”になったならこれはもうマストだと思うよ。

樋口 ハイレゾ音源として持つのかアナログとして持つのか、両方か。

藤村D 人それぞれだと思うけど、これは必ず手元に持っておきたいって思うと思う。

樋口 アナログ盤は今1000枚だけれど、これをなんとか10万枚に持って行こうと(笑) 今時アナログ10万枚売れたらニュースになるね。

藤村D これはやはりアナログ、ハイレゾ試聴会やらないと。『水曜どうでしょう』のイベント会場にも試聴機器を持って行って、絶対聴いたらみんな欲しくなる。

樋口 行商的に。その節はお世話になります(笑)

樋口 『水曜どうでしょう』という番組は人間の美談を放送している訳でもなく、ただの知り合いがいがみあっているところを笑ってもらおうという趣旨。そういう番組のテーマ曲の歌詞では、真逆の美しい言葉のオンパレードなんですよ。これが何でだろうと思って考えたんですが、実はいがみ合いの後ろに、僕が歌っているような事が隠れているんじゃないかと思ったんです。それを出演している4人が出さない分、私が歌で表現しているという役割なんじゃないかと。

藤村D それが出来るのが音楽と歌だよね。

樋口 番組のオープニングで流れるあのBGMはなんなの? 「♪プヮ~パパパ~」っていう。

藤村D あれはね、別に気合いを入れて作ったというわけではない(笑) 深夜の番組が始まるから作るかい? くらいの感じで。

樋口 北海道の人が?

藤村D そうそう。

樋口 僕の曲とまったく違う曲だよね。僕のは番組の内容をまったく知らないで作ったからきれいな曲になったけど(笑)

藤村D よく知らなかったら逆によかったんじゃない? 知りすぎてると色々な要素がはいっちゃったりするから。「笑っていたいんだ」とかあの強い言葉がすごくいい。

樋口 重要なところが<世界中を僕らの涙で埋め尽くして>って歌詞なんですよね。ネガティブな。それがあの番組のベトナムの最終回で大泉君がヘルメットの中で泣き叫んでいた事に繋がると思う。僕ね、『水曜どうでしょう』好きな人って優しい人が多い気がする。実生活でケンカ出来ない人。それをテレビでやってくれて。

 

『水曜どうでしょう』は「神話」!?

藤村D 確かに。最近思ったんだけど、あの4人は“神の御業”だと思ってる。
大泉とか俺とかが思っていることってみんな心では思ってるけど、実際にはなかなか言えない。「馬鹿だな!」とか頭の中にはあるけど、口にはなかなか出せない。それがいつしか口に出てくるようになる。それはもう神の御業だと思う(笑) 人間業ではない、人間だったらもっと遠慮しろよと。

樋口 あの4人の会話は神話みたいだね。よくしゃべる神。寡黙な神。

藤村D 神の御業だから色々な事があっても引きずらないし、血を見ない。

樋口 そうか、あれは神の御業だから、歌詞の中にある「回るよ、回る、地球は回る」って大きな歌詞が出てきたのかも。

藤村D ああ、地球の話してるもんね。「世界中を涙で埋め尽くして」も神っぽい。その辺もすべてリンクしてる。言葉は美しいけど、すべてのものがリンクして、だからファンの人も何の抵抗もなく受け入れてくれたんだと思う。

樋口 あの曲はロックなんだけど、実はクラシックのバロックぽい。それってたぶん神話だから。あと中森明菜の曲に「1/2の神話」ってあったね。僕の曲は「1/6」でしょ、神話だ。

藤村D 分数が入ってる曲でいったら、確かに中森明菜の「神話」があったね。

樋口 別にパクった訳じゃないよ。あれ募集したんだもん(笑) 最初は「ダイスフィーバー」とか「サイコロのせいかしら」とかもあった。俺は「1/6の夢旅人」だと言いにくいと思って他のタイトルにしようと思ってたんだけど、藤井さんが反対してくれて「1/6の夢旅人」になった。彼もある意味神かも。

藤村D 数年間かけて愛された曲を越えた事も神の御業。

樋口 ゼウスだね。

藤村D それだけ今まで人がやってこなかった事をやったというのはあるよね。

樋口 いがみ合いとかが常に笑いに変わっていく。4人で話しているの見てるとどこを切り取っても『水曜どうでしょう』になる。無理してないんだなと。小津安二郎のカメラみたいな映像もね。話と全然関係の無い所撮影してたり。『水曜どうでしょう』って八百万の神のいる一種の信仰だね。

藤村D 毎晩酒宴を開いてるんじゃない?

樋口 『水曜どうでしょう』は「神話」だという結論が出ました。

藤村D この歌も神みたいなもんだから。アルバムタイトル『神話』にしたら?

樋口 「1/6の神話」なら中森明菜になるな……なるほど『神話』もらっていいですか?

藤村D いいよ。ファンも含めてみんなで作り上げた神話。

樋口 今本編のDVDリリースが終わって、次は新作もあるんでしょ。

藤村D うん。

樋口 ここからまた改めて3期のスタートとしてこの曲を歌っていきたい。シナリオ上途中病気になったりして……それもまた神話。

藤村D 早く神になればいいのに(笑)

樋口 この人「早く歌えなくなればいいのに」とか言うんだよ、「俺それ撮るから」とか(笑) それもまた神だね。最後音楽とは全く関係ない話になっちゃったけど……。

 


 

プロフィール

 

藤村 忠寿(ふじむら ただひさ)

北海道テレビ放送(HTB)コンテンツ事業室エグゼクティブディレクター。
1965年愛知県生まれ、北海道大学法学部卒。90年入社後、96年チーフディレクターとしてバラエティー番組『水曜どうでしょう』を立ち上げ全国的な人気に。02年のレギュラー放送終了後は、舞台やドラマの演出、グッズの企画開発を手掛けながら番組DVDを制作し、450万枚以上を売り上げる。最近は自ら舞台にも出演。

 

樋口了一(ひぐち りょういち)

1964年2月2日生まれ。シンガーソングライター。熊本県出身。’93年「いまでも」で、東芝EMIからデビュー。’03年3月“水曜どうでしょう”のエンディングテーマ「1/6の夢旅人2002」をCDリリース。インディーズながら12万枚を売り上げる。その後、テイチクエンタテインメントより、‘08年10月「手紙~親愛なる子供たちへ~」を、’10年2月 アルバム『よろこびのうた』リリース。’09年2月「手紙」を届ける、ポストマンライブスタート。「手紙~親愛なる子供たちへ~」で日本レコード大賞優秀作品賞、日本有線大賞有線音楽優秀賞を受賞。’12年2月シングルTegami~Carta aos meus fihos amados~リリース。’12年11月にリード曲“のぞみ”を含むアルバム『了~はじまりの風~』リリース。CD「手紙~親愛なる子供たちへ~」は16万枚を超えるヒットとなる。熊本地震に被災後、支援ソング「小さき花の歌」配信開始。
アーティスト活動のかたわら、SMAPや郷ひろみさん、石川さゆりさんなどに楽曲を提供。ちょうど、代表曲「手紙」が大きな反響を呼んだ時期と重なるようにギターが弾きにくくなったり、声が思う様に出せなくなったり、と体に異変を感じ、整体、鍼、整形外科、かみ合わせ、神経内科等々14カ所もの病院へ行っても原因がわからないという経験をする。その後パーキンソン病と判明。現在は病気と向き合いながら活動を続けている。
先の熊本地震の復興ソング、「小さき花の歌」をテイチクエンタテインメントより、配信でリリース。

 


 

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