10周年を迎えたRAB(リアルアキバボーイズ)が夏アニメを語る! 10周年記念イベントの詳細も!?

動画投稿サイトで大人気、TOKYO MX系で好評放送中のアニソン専門音楽番組『アニ☆ステ』にも出演中のアニソンダンスパフォーマー「RAB(リアリアキバボーイズ)」 。今年活動10周年を迎える彼らが、来る10月22日(日)に中野サンプラザで無料(!)のワンマンライブを開催します。

クラウドファンディングによって実現したというライブの内容も気になるところですが……根っからのヲタクである彼らには、大好きなアニメ・アニソンについて語ってもらってナンボ! ということで、2017年上半期印象に残ったアニメ・アニソンから、現在放送中の夏アニメ、さらには今後のアニメ界に求めること(!?)まで、縦横無尽に語っていただきました。ダンサーとしてのまじめな一面も垣間見えた貴重なインタビューになりましたよ。ぜひ、お楽しみください!

 


 

インタビューに応じてくれたRAB(リアルアキバボーイズ)の3人。
L→R: ドラゴン, 涼宮あつき, マロン

 

■上半期の話題

――2017年も半分を過ぎましたが、RABさん的にはどんなアニメライフだったでしょうか?

あつき そうですね~、やっぱり『君の名は。』とかの、2016年の大ヒットのイメージが強くて。

――世の中の話題的には、『けものフレンズ』から始まった年なのかなという感じがします。

あつき あっそうか! Mステまで行ったもんなあ。

マロン 音楽的にもいろんなところで言われてますもんね。「ようこそジャパリパークへ」も、全部がサビみたいで、とか。

あつき 平井堅さんまで言ってて(笑) びっくりしたよね。そうか……もう遠い昔のような(笑)

ドラゴン 入れ替わりが激しいからね。

あつき 正直『けもフレ』の名前がぱっと出てこなかったのも、自分の中では意外すぎたというのがあって。誰もがあのアニメがあんなふうになるなんて思ってなかった(笑)

マロン たつき監督自身もね。

あつき 1話2話見た段階では、「なんか変なの始まったぞ」みたいな感覚で話してたもんね。

マロン 3話まではたしか「IQが溶けるアニメ」って言われてて(笑) 最初はそんな深いアニメだって思われてなくて。

ドラゴン 最終話とかね、終電とか気にして「間に合うかな? 間に合うかな?」ぐらいの感じで。

マロン 走って帰りましたよ(笑)

あつき 自分は意外とキャラクターがかわいいとか、ところどころにあるちょっと不穏な空気感が「なんだろう?」って思う感じだったけど、見る人が見ると、SFの観点からもすごい奥が深いアニメらしくて。

マロン 伏線をばらまいてるのがすごくオタク心をくすぐるというか(笑) あんなところにあんな標識があった! とか。いまの時代っぽいですよね。SNSとかで盛り上がって、どんどん押し上がっていく感じの。

――RABさん的にも、けっこう早い段階で反応されて動画も上げてましたよね。

 

「ようこそジャパリパークへ」の「踊ってみた」動画。

 

あつき やっぱりニコ動がすごい盛り上がってて、ひさびさにアニメの作品で。

マロン なんか『ひぐらし(のなく頃に)』に似てたんだよね。ああなるんじゃないか、こうなるんじゃないかって盛り上がって。最終回どうなっちゃうんだって、みんなで予想しあって。あのときの熱さというか、ニコ動の全盛期の盛り上がりというか。

あつき ああいうのを見ると、今後何が当たるかわかんないなというのが。

ドラゴン 逆に期待してたのは『進撃の巨人』とか、1期のときは曲も踊ったりしてたんで、どんな感じのがくるか期待してたんですけど……踊るまでは自分たちの中ではいかなかったんで。もっと話題になるのかなと思ってましたけど。

マロン 2期が1期を超えるのはなかなか難しいからね。

――そもそもなんですけど、RABさんが「これ踊っとこう」みたいなのってどういう感じでジャッジされてるんですか?

あつき 何種類かパターンみたいなのがあって。引き金があるとしたら……まずニコ動が盛り上がってるものを率先してやったりとか。あとは単純に曲として踊りやすいっていうもの、この2択ですかね。この2つが両方マッチしてると、もう絶対やろうみたいな。

――「ようこそジャパリパークへ」はどうですか? 素人的には踊りにくいんじゃないかって気もするんですけど……

あつき いや、それがね、けっこう踊りやすかったんですよね。

ドラゴン 振り付けを担当したメンバーの中でも、早い段階である程度固まってたりしてて。踊る側としても「ここではこれやってほしい」「こういう構想で振り付けしよう」と言っているってことは、ああ踊りやすいんだな、みたいな。

――アニメ畑以外の、音楽畑の人にも波及したって話もありましたけど、踊りやすい曲だったかどうかって今までも中々なかった観点なので。いまは「踊ってみた」みたいなダンスのブームもすごい時代ですし、そういうところでもヒットする要因があったってことなのかなと。

あつき 音ハメの部分も多かったというか。最初の「高らかに笑い笑えばフレンズ~♪」のところで強い音がどん、どん、どん! ときたりとか、「1,2,3♪」のところで声だけになったりとか。

マロン 展開がすごく多くて。

あつき なんか遊園地みたいな曲だな~って。

――まさに「ようこそジャパリパークへ」ですね(笑)

マロン 全編がサビみたいだっていうのも、展開ごとに全く違う感じということで。それが踊りやすかったという感じですね。逆にのっぺりしすぎちゃうと踊りにくかったりしちゃうんで。

――なるほど~。じゃあ他にそういうダンサーとして踊りたくなる、心をくすぐられるような曲っていうと、他に何か印象に残ってる曲ってありますか?

あつき 『(小林さんちの)メイドラゴン』かなあ。「青空のラプソディ」。あれはもうダンサブルな曲だなというか。もうMVでもfhanaのみなさんが踊ってるみたいに……みんなで踊りをしたくなるような曲だなっていうか、いままでのfhanaにはなかったタイプの曲だなって。

 

「青空のラプソディ」の「踊ってみた」動画。

 

マロン あの振りはアニソン界の「恋ダンス」かもしれませんね。

一同 (笑)

――『ひなこのーと』の動画も人気でしたが、あれはリクエストで受けたんですよね?

マロン そうですね。あの曲(「あ・え・い・う・え・お・あお!!」)なんかはもう、音ハメのオンパレードで(笑)

 

「あ・え・い・う・え・お・あお!!」の「踊ってみた」動画。

 

あつき RABの得意な感じではありますね。だから一番リクエストが多かったのかな? 周りからこういうのが得意なんだろうなって思われてるタイプの曲がこういう曲で。「(ヒャダインの)じょーじょーゆーじょー」とか、ああいう感じに似てるというか。

――いわゆる電波ソング的な。確かにひさしぶりにああいう曲きたな!っていうのはありましたね。

マロン 『ガヴリールドロップアウト』のOP(「ガヴリールドロップキック」)とかもすごい電波でしたけどね。

――ああ、あれも今年初めですね。

ドラゴン あとは『幼女戦記』のOP(「Los! Los! Los!」)とか、『エロマンガ先生』のOP(「ヒトリゴト」)も印象に残ってる。

あつき 曲で思い出すとパッと作品も出てくるんですよね。意外と曲はよかったけど、作品はちょっと思い出せないっていうのが多いかなあ。

――ちなみにこれがmoraの上半期のランキングです。

ドラゴン 動画には上げてないんですけど、高田純次さんが歌ってる「笑うせぇるすまん」のED(「ドーン!やられちゃった節」)。ムラトミ君とイベントで踊ったら、彼が大問題をやらかして(笑) ほんとに歌詞の通りになったなというか。

マロンあつき 「やられちゃった~やられちゃった~♪」

ドラゴン だから、やってよかったなって思いましたね(笑)

あつき そこにまとまんのかい!(笑)

――他にはどうですか。

あつき あ、『このすば』のOP(「TOMORROW」)。最近アニソンダンスバトルとか、アニクラとかやるとみんなやってますよ、OPのダンス。親指立てるやつ(笑) あとはLiSAさんの歌ってる、『ソードアート・オンライン』劇場版の主題歌(「Catch the Moment」)もよかったですね。

――映画の曲はいままでもあまり踊られていないですよね?

マロン そうですね、それこそ「前前前世」くらいで。

あつき 『君の名は。』はもう、異例中の異例なヒットだったから(笑)

ドラゴン しかもロケでね。

あつき たしかに! 初めての外ロケでしたね。

マロン やっぱり作品の世界観に引っ張られましたね。

 

「前前前世」の「踊ってみた」動画。

 

 

■夏アニメの話題

――この夏放送してるアニメで、これいいなと思った曲とかありますか?

ドラゴン やっぱり、『アホガール』のOP(「全力☆Summer!」)とか……

一同 あ~(笑)

――angelaさんの。

あつき あれが今期のアニソンでいったら実は一番話題になってるんじゃないですかね。ニコ動の「いつの間にか『(蒼穹の)ファフナー』の曲になる」っていうのがちょっとヒットしてるっていうのもあって(笑)

ドラゴン 杉田(智和)さんもツイートしてたからね。

 

マロン angelaさん、やっぱり声がめっちゃいいから。あれでギャグっぽい歌をやられると……(笑)

あつき 最初angelaさんって気づかなかったもんね。サビになったら気づくみたいな(笑) 昔の『生徒会役員共』のED(「蒼い春」)に似てるよね。

 

取材後、「全力☆Summer!」の「踊ってみた」動画が公開された。

 

マロン あとは『異世界食堂』のOP(「One In A Billion」)。Wake Up, Girls!とMay’nさんが組んで。やばいね、あれはね。

あつき あれは~いいね(しみじみと)。ちょっと感動するもん。なぜWake Up, Girls!とMay’nさんが組んだのかはわかんないですけど……全然想像してなかった組み合わせだけに。でも違和感がない!

ドラゴン 『賭ケグルイ』のOP(「Deal with the devil」)、ED(「LAYon-theLINE」)なんかも面白いなーと思って見てますね。絵とかもそうだし、世界観が。

マロン あれオシャレですね~。

あつき 『賭ケグルイ』……OP曲すっごいいいんですけど、あれ踊るのけっこう技術が必要だなと(笑) あの曲かっこいいんでめっちゃ踊りたいんですけど、でも難しそうっすね~。

――どういうところが難しいんでしょう?

あつき まず一定のリズムがなくって……変調が多いというか。

ドラゴン そういう曲って、なんか曲に負けそうになるときはありますね。うまく絡んだらめっちゃいい感じになるんですけど、音のほうが先行しちゃって踊りがそれに付いていけないとか、逆もあったりとか。

マロン そう、がくっとリズムが変わる分にはいいんだけど……「おっとっと」となるというか(笑)

あつき エンカウント(※1)が僕ら苦手っていうか(笑) B-BOY(※2)なもので……

――なるほど。他にはどうでしょう。

あつき 『(魔法陣)グルグル』のOP(「Trip Trip Trip」)もいいですね。

――『グルグル』、もしかして世代なんじゃないですか?

あつき いやもう、ドストライクですよ!(笑)

マロン 小学校時代ですからね~。

あつき ただいま! って感じで(笑)

ドラゴン ムラトミさんも「泣きそう」とか言ってましたからね(笑)

あつき 『グルグル』はね……声優さん、僕らが知ってた頃とは変わりましたけど、全然違和感なく。これはこれでいい! みたいな。

マロン 『最遊記』も始まってますからね。今期はいったい何年なんだと(笑)

あつき そんなこと言ったら『地獄少女』も始まってますからね!

一同 (笑)

ドラゴン あと、これはRABとは全然関係ないんですけど、個人的に『バトルガール(ハイスクール)』が大好きなんで……実はですね、これを買っちゃったんですよさっき。なんかオシャレだな~と。聴かなくても飾っとくだけで絵になるなって。

 

『バトルガール ハイスクール』OP・ED「ホシノキズナ/Melody Ring」のCD。

 

――それは……アナログ盤ですか?

ドラゴン 実はこれアナログじゃなくて、真ん中にCDが入ってるアナログ「風」なんです(笑)

あつき 根っからの「バトルガールヘッズ」だよね(笑)

ドラゴン (原作ゲームを)2年弱やってるんでね~。やっとアニメ化ってのもあって。

――これだけのキャラがいるんですね。

ドラゴン それぞれのキャラソンとか、これまでも出てたんですけど、今回アニメってことで全員で歌ってる曲とかも出てきたりしてて。やった待ってた!みたいな(笑)

あつき あと今期でいったら、amazarashiさんの歌う『僕のヒーローアカデミア』2期のOP(「空に歌えば」)が……

――意外な組み合わせですよね。

あつき そう、なんかすっごい意外で。もっと暗い感じの曲を歌うイメージだったから(笑)

――担当することが決まった際のコメントでも「僕らで本当にいいのか?」と思ったと仰ってました。(参照:amazarashiがヒロアカ新OP書き下ろし「僕らがずっと歌ってきた物語と重なる」 – 音楽ナタリー

あつき でも聴くだけですごい感動するっていうか。アニメだと(主人公の)出久の声が入るんですよ。最初のイントロのあとで「これは僕がヒーローになるまでの物語だ」って。ちょっと「ぞくっ……」みたいな(笑)

マロン そういう演出、ニクいねぇ~。

あつき あそこはすごいいいね! 1期の曲(米津玄師「ピースサイン」)も好きだったんですけど。

――そのセリフ入りの音源で踊ってみてほしいですね。

一同 はははは!(笑)

マロン リクエスト入った(笑)

※1 エンカウント: ある一定のリズムが刻まれている時、そのリズム(オンカウント)とリズムの間のカウントのこと。
※2 B-BOY: ブレイクダンスをメインに踊るダンサーのこと。

 

 

■アニソンに求めるもの

――大きい話になりますが……今後アニメ・アニソンにはこうなっていってほしいというのはありますか?

あつき 似たようなもので埋め尽くされてほしくないなというのはありますね。たとえばアイドルの子たちが歌ってるのも最近多いと思うんですけど、そのアイドルの色がはっきりしてる、コンセプトがしっかりしてるような人たちはやっぱり強いなというか……WUGちゃん(Wake Up, Girls!)とか聞いただけで「あ、WUGちゃんだ」ってのがわかるし。

ドラゴン 俺は遊び心は常に持っててほしいなと、作ってる人たちに対して。これ(『バトルガール ハイスクール』のCDを指して)にしても、ジャケットは遊び心だと思うんですよね。売れるためには流行りに乗っかるっていうのもあるとは思うんですけど、そうなると遊び心ってのは減るかなと思ってて。個性のあるものを作ってくれたら、それに負けないように俺たちもダンスしたいって思うから。

マロン 僕らが活動を始めたのは「ハルヒ世代」っていうのか、どんどん新しいアニソンが出てきたっていうか、「こんな音楽あるんだ!」っていうのがぼんぼん出てきた時代で。やっぱりいまはパターンができてきたというか、ちょっと飽和状態だなという感じがして。一番難しいところだと思うんですけど……今回の『けものフレンズ』みたいに新しい、「全部サビ」っていうようなイメージで捉えられるものが出てきたりとかしたので、まだ勢いはあるなと思いつつ。もっとあの時、僕らをめちゃくちゃ刺激してくれたようなものが出てきてほしいなというのは、ちょっとどこかで思ってますね。「踊らずにはいられない!」みたいな気持ちにさせてくれたあの感じがまたほしいっていう。

あつき アニメだけはね、保守的になっちゃあかんですよ! なんでもありなのがアニソンでしょう!

(一同深く頷く)

――それでいうと、『らき☆すた』が今年10周年だったりして。

マロン そうなんっすよ~!

ドラゴン 早いなあ。

――最近、歌ものを集めたベストアルバム(『「らき☆すた」歌のベスト~アニメ放送10周年記念盤~』)も出ましたね。

あつき もう、ただのファンですよ(笑)

マロン 僕らが初めて動画を投稿したのは『ハルヒ』だったんですけど、その前に投稿はしてないんですけど、『らき☆すた』で踊ってたんですよ。

ドラゴン クラブでね。「もってけ!セーラーふく」を。

マロン だから実は最初の活動は『らき☆すた』だったんですよね。

――『らき☆すた』の曲は何がすごかったんでしょうね?

あつき まず……最初あの(「もってけ!セーラーふく」の)歌詞が理解できなかったんですよ。何言ってるかわかんなかくて。発売される前にみんな歌詞をこう言ってるんじゃないかって予想してニコ動で空耳やって、まずあれが一個盛り上がってたんですよね。まさにいままでのアニソンで聴いたことのないタイプの曲というところで……だってオリコン2位ですからね!?

マロン 「これは歌なのか?」ってうちのお父さんは言ってましたね(笑)

あつき そう考えると、アニメのヒットってすべてがよく作用していった結果ですよね。あの作品をもし京アニがアニメ化しなかったとしたら、あそこまでのヒットはなかったと思うし。やっぱり京アニのきめ細かい感じの表現で、原作が四コマでっていうのをやったのがすごいいままでにない快感を得られたというか。

マロン 視覚的にも面白いっていうね。

あつき EDもいままでにちょっとないパターンで。カラオケBOXで。

マロン 毎週違うっていうね。

あつき 要するに声優さんが名曲のカバーを歌うっていうやり方なんですけど、でもああやってカラオケでちょっとドラマパートがあってからこれ歌おう、みたいなのも新しかったし。

マロン キャラソン、っていうものもあの時代すごい流行りましたよね。

ドラゴン あんなに(キャラの数が)多いのに買ったからなあ! あとはMAD動画もけっこう多かったしね。

あつき ニコ動のタイミングもすごいよかったんだよ。

――2007年は初音ミクが出た年でもありますからね。一気にニコニコ動画ブームというのが来て。

あつき そう考えると2007年ってやっぱすごいんですね。転換期というか……ある意味いろんなものが始まって、いろんなものが終わった年というか(笑) そうか……いろんなものが10周年なんですもんね。いやほんと、RABもミクとか『らき☆すた』とタメでよかったですよ(笑) 光栄ですね。

 

 

■10周年イベントについて

――そんな10周年を迎えるRABですが、10月に中野でワンマンライブがあるということで。

ドラゴン 場所が中野サンプラザっていう、単独でやったところでは一番デカいところなんで、楽しんでもらうのはもちろん、がっかりさせたくないってのはすごくあって。せっかく無料でやるっていうのもあるんで、「あ、こんな感じなのか」っていうよりは、「すげー楽しかった!」って初めての人たちにも思ってもらえるような舞台にしたいなと。どうやったら中野サンプラザに負けないクオリティのRABっていうのを出せるかってのは話してるんで、それが叶えばいいなって感じですね。

あつき 去年の5月に渋谷のO-WESTでワンマンライブをやって。ちょっと演技を入れて、間に自分たちの「踊ってみた」のショーを入れるっていうものだったんですが、一応今回の内容としては、そのワンマンライブの物語の続きっていう体で。去年やったワンマンライブは僕らの中で「第0話」って感じで、今回の中野が第1話っていう感じのものなんで。初めて来る人にも入りやすい内容にはしたいっていうのと、あとさっきもアニソンの話でちょっと言いましたけど、やっぱり今すごい似たようなものが蔓延してるような世の中だと思うんで、僕ら自身は保守的になりたくないなというか、やっぱ常に新しいものをやっていきたいなと。それがもしかしたらできるんじゃないかっていう風に思える内容にはなってるんで、「初めて」のものを見たければぜひ来てほしいなと。無料だし(笑)

――誰かゲストもいらっしゃるのか、気になります。

あつき それは……ちょっとまだ、いるかもしれないし、いないかもしれないしということで(笑)

マロン あとはクラウドファンディングのストレッチゴールで、ちょっとだけアニメ化っていうのがあって。僕らの夢であるアニメ化が少しだけその場で見れるっていう。僕たちがアニメ化しちゃいます!

――おお~。

マロン いま設定資料とかを送って……っていう段階です。

あつき あとは一応10周年ですからね。「この中野を観に来れば僕らの10年がわかる!」っていう内容にはなってますね。

――このライブの直前に、コンピのCDも出るんですよね。どんな内容になってるんですか?

あつき 「踊れるアニソン」っていうことで出す感じなんですけど……

マロン 僕らの踊ってきたものだったり、踊りやすそうなものだったり。ダンス視点で集めたアニソンってどんな感じなのかな、というコンピ盤ですね。

ドラゴン アニソンでもダンスって踊れるんだ! ということだったりとか、ダンスを始めるきっかけになってくれたらなと。DVDも付ける予定で、そこにダンスの実演も入れられたらなと。

あつき 実はアニソンでダンスするっていうのがちょっと流行ってきてる感じもあって。ダンスバトルが開催されたりとか……だからだんだん世の中が「アニソンっていうものは踊れるものなんだ」って認識に変わってくるのかも、もっと一般的になってくるのかもというのを思うんですよね。ちょっと自分の理想も入っちゃってるんですけど、そうなっていったらうれしいし、その中で僕らのコンピがあると、真っ先に手に取ってもらえていいのかなって思います。

――ありがとうございます。イベントの成功、お祈りしています。moraももちろん伺わせていただきます!

 


 

ライブ情報

『RAB10周年 無料ワンマンライブ2017〜待ってろよ!アニメ化 in 中野サンプラザ〜』
開催日:2017年10月22日(日)
時間:15:00/OPEN(予定) 16:00/START(予定)
場所:東京・中野サンプラザ(https://www.sunplaza.jp/
   〒164-0001 東京都中野区中野4丁目1-1
チケット代:無料
出演:RAB(リアルアキバボーイズ)

・CAMPFIRE(クラウドファンディング)特設ページ:  https://camp-fire.jp/projects/view/19994
・Twipla(参加表明を押すと、クラウドファンディング支援者に続いてのついぷら優先入場枠での入場ができます): http://twipla.jp/events/257371

 

 

リリース情報

RAB(リアルアキバボーイズ) × Re:animation = R2A
MIX CD(コンピレーションアルバム)
『このアニソンで踊りたい ~アニソン・ダンス・クラシックス30+~』
2017年10月18日 発売

<作品解説>
アニソンダンスのパイオニア、「RAB(リアルアキバボーイズ)」とアニソン×ダンスミュージックの先駆け的なイベント「Re:animation(リ・アニメーション)」がタッグを組んだ新たなアニソンMIX CD!ダンス×アニソンをテーマに永久に踊れる珠玉の30曲をノンストップミックス!「踊れる曲」、「振り付けがある曲」など様々な形でユーザーと共有できる楽曲をチョイス!RABのダンスをフィーチャーしたアニソンDJイベントやアニソン・ダンスイベントで定番化した振付の教則DVDを同梱。ジャケットイラストは「モンスターストライク」のキャラクターデザインを手掛け、ストリートダンス漫画「BRE@KING」を連載中の漫画家、イラストレーターの緒方雄一先生。各地で予定しているリリースイベントで特典がある「スタッフパス型ステッカー」封入予定!!!

 

 

関連リンク

 ・RAB Official Web
 ・RAB Official Twitter
 ・RAB Official Facebook
 ・RAB Official NicoNico Channel