【mora限定】(K)NoW_NAME スペシャルインタビュー!

アニメーション作品の音楽(主題歌、挿入歌、BGMなど)を総合的に手掛ける
クリエイティブ・ユニット”(K)NoW_NAME”

現在放送中のTVアニメ『サクラクエスト」OP&EDを同時リリース!

通常ハイレゾ 通常ハイレゾ

  
   ”作品により沿った最適なクリエイティブを作る”コンセプトに各アーティストが集結ということで、
デビュー作品になった「灰と幻想のグリムガル」の世界観と、今作「サクラクエスト」とは異なった作品となっています。

今回はMusic Creatorsのお一人であるMakoto Miyazakiさんと、プロデューサーの齋藤雅哉さんにお話しをお伺いさせていただきます!


昨年2016217日にデビューされてからベールに包まれている”(K)NoW_NAME”というクリエイティブ・ユニットの皆さんについてお伺いさせてください!

各々が活躍されている方が集まっていますが、結成のきっかけは?

東宝 齋藤さん: アニメーションと一口に言っても、ファンタジーやコメディやサスペンスなど、その他たくさんのジャンルがあります。その時々で、その作品の世界観に合うアーティストを探して、楽曲制作をタイアップとしてお願いするということをするケースがほとんどでした。

発想を変えて、どんなジャンルの作品にも、その作品ありきで一番合う音楽を作ることができるクリエイティブ・ユニットを作りたいと思ったのが、きっかけです。

弊社の音楽プロデューサーの三上と話しまして、作詞家作曲家のマネジメントとディレクションをされているべリーグ―のディレクター、佐藤さんを紹介してもらい、このプロジェクトの構想に賛同いただき、かつ具体的に実現できる作家陣を集めていただきました。

ボーカリストのAyaka TachibanaとNIKIIEとAIJは、オーディションを経て参加してもらうことになりました。イラストレーターのso-binさんは、以前、三上がCDのジャケットイラストの画稿のお願いしたことがあったことがきっかけで、お会いして意気投合しまして、作曲家、作詞家、ボーカリスト、イラストレーターからなる今のユニットが集まりました。
 

―  ”アニメーション作品の音楽”を手掛ける皆さんですが、なぜ”アニメーション作品の音楽”を手掛けようと思ったのですか?

東宝 齋藤さん: アニメーションは、アニメーターさんの画、声優さんのお芝居、音響効果、演出などなど、構成するすべての要素が創作物というのが魅力の1つで、色々な方の才能や努力が集まって完成する作品だと思っています。

(K)NoW_NAMEの音楽も、あくまでその作品を作る1つの要素として、作品に寄り添いながら僕らが最適と思う音楽を、監督やメインスタッフとコミュニケーションしながら制作しています。

活動の幅をアニメーションに限定しなくても良いと思っていますが、どんな映像であれ、はたまたゲームであれ、同じ考え方で音楽を作り、その作品と合わせて聴いていただく方に楽しんでいただけたらと思っています。
 
ユニット名”(K)NoW_NAME”に込められた意味を教えていただけますか?
 
東宝 齋藤さん: 当初は、実態がわからない、匿名性が高い、という意味合いでNoNAME(ノーネイム)という仮の名前をつけていたのですが、調べたらその表記のユニットがいることがわかったんです。その時には既に言葉が音として僕の中で馴染んでしまっていまして。
表記を変えて(K)NoW_NAME(ノウネイム)にしました。

(K)NoW_NAMEの意味としましては、クリエイティブだけで勝負して基本的にはメンバーの情報は名前しか伝えない、リスナーさんからすれば名前しか知らないという意味でKNOW、その時々の作品に合わせたクリエイティブという意味でNOW、そこにもともとの匿名性の意味合いのNoを混ぜたイメージです。初めての音楽プロデュース作品となった『灰と幻想のグリムガル』は主人公たちが自分の名前以外の記憶を無くしてしまった(名前だけ知っている)ところから物語がスタートするのですが、ユニットのスタートともリンクさせつつ。これからも色々な作品と寄り添いながらジャンルレスに良い音楽を作る、それが(K)NoW_NAMEのアーティストカラーとして定着するように、多くのリスナーの皆様に届くように活動を継続していければと思っています。


楽曲制作秘話について

― 「灰と幻想のグリムガル」では実際の映像やシナリオ、絵コンテを元にして、各話ごとに物語の展開に合わせて音楽を作成されていたそうですが、今作も同様な制作方法だったのですか?
*通常、先に制作しておいた音楽をあとから本編の映像に合わせるそうです。
(グリムガルのイベントレポを拝見しました)

miyazakiさん: 今回は一般的な劇伴の作り方で音楽を先に作り、その後映像に貼り合わせていくという制作作業が主でした。数曲は映像合わせのような作り方もしたのですが、いわゆるフィルムスコアというわけではなく基本的には尺を合わせるイメージです。音響作業では、音楽を大切に扱って頂き、音楽演出的に一工夫を加えることが出来ました。


― OPテーマ「Morning Glory」の聴きどころを教えてください。 

miyazakiさん: 物語のスタート、主人公たちの新生活のスタート、「始まり」を意識して作りました。  サビ前のキメは「よーいドン!」をイメージしました。これから何かが始まるワクワク感みたいなものを感じながら聞いて頂きたいです。

― Makoto Miyazakiさんは柔らかく印象的なメロディーラインが特徴的(プロフィール情報より)とのことだったのですが、特にOPシングル「Morning Glory」3曲目に収録されている「thyme」(アニメ第7話挿入歌)のメロディーがとても優しくて聴いていて心地よかったです!個人的にこちらの聴きどころもお伺いしたいです。

 

miyazakiさん:こちらは回想シーンで使われるということだったので、少し懐かしさもあり、昔の楽しいこと、嬉しいこと、悲しいことも含めて今の自分を包み込んでくれている、そんなことを表現できたらいいなと思い作りました。ですので自然と優しいメロディーになっていきました。NIKIIEさんの優しく包み込むような歌声も必聴です。

 

― 「サクラクエスト」は2クール続く作品ということで、2クール目(7~9月)の劇伴も
(K)NoW_NAMEさんがご担当されますが、そちらはどのような楽曲になっていますか?言える範囲で構いませんので教えてください!

 

miyazakiさん:1クール目の延長線上にあるようなカントリー、ジャズなどが主体となっております。  あまり詳しくは書けませんが、あの曲がこのアレンジで!?という是非注目して頂きたい1曲があります。楽しみにしていてください。


ハイレゾについて

―  クリエイターとして思う”ハイレゾ”の魅力、注目してほしい点とは?

miyazakiさん:音が良いという表現はちょっと違うと思うのですが、より多くの情報を聞き取ることが出来るという点で良い音とするならば、良い音の方がよりダイレクトに作り手が意図するものが伝わるのではないかなと思います。そうなることで曲、音の感情の起伏がもっと素直に聞き手に届く気がするのでとても良いと思います。

 

― 今作の「Morning Glory」をはじめとする楽曲のハイレゾならではの聴きどころをお願いします。

miyazakiさん:ハイレゾだからとか、そういうことを考えずに一度聞いてみてほしいです。その時に今までとは違う景色が見えたとしたら嬉しいです。

 


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OPとEDで絵柄が異なります! 
※「Morning Glory」には”so-bin描き下ろしインナージャケット(OP)”、
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■対象期間:6/7(水)~7/6(木)まで
■対象者:OPテーマ「Morning Glory」、EDテーマ「Freesia」それぞれのハイレゾ音源をまとめて購入頂いた方

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