東方神起『WITH』インタビュー後半&「Chandelier」グッとポイントをご紹介♪
前半に引き続き『WITH』の本人インタビューを大公開!!企画。
早くインタビューを見たいという声も聞こえてきそうですがメインの前の前菜という事で、、まずはこちらもご紹介させて下さい>_<
☆「Chandelier」ミュージックビデオのみどころは?☆
「真夜中の男」を感じる「Spinning」とは一転、温かくも切なさが胸いっぱいにこみ上げるこの曲は、東方神起とファンとの関係にもオーバーラップするミディアムバラードです♪ラストに注目!涙腺刺激系(T_T)東方神起のぐっ♥とポイントをご紹介!
さてお待たせいたしました!後半では最新アルバム『WITH』収録曲をテーマに二人がだいぶ自由に(笑)語ってくれています。これを読むと『WITH』の新たな側面が見えてくるハズ(●´▽`●)
——アルバム中盤の「DIRT」「I just can’t quit myself」は、新しい東方神起の顔が楽しめる曲ですね。特に「I just can’t quit myself」は軽快なロカビリー調で、歌詞もちょっとコミカルだし。
チャンミン:この曲を聴いたとき、僕は沖縄とかそういう暑いところでの夜のパーティーが浮かんだんですよね。みんな酔っ払って、リズムにノリながら、大声で一緒に歌って楽しんでる様子。そういうパーティーの雰囲気を想像しながら歌いました。
ユンホ:これは歌ってて楽しいですね。ライブではミュージカル的に演出してみたい。歌詞はユーモラスで、「DIRT」と逆というか、プレイヤー(≒チャラ男)みたいなイメージがあって。あと、マイペース男みたいな印象もありました。
——思い混んだら一直線みたいな(笑)。頭で考えるんじゃなくて、衝動で動いちゃうっていう。
ユンホ:そうそう(笑)。
——ふたりのどっちがこの歌の主人公に近い?
チャンミン:そりゃ、ユンホでしょ(笑)。
ユンホ:僕ですね(笑)。ハートで動いちゃうタイプだから。
——もうひとつのリード曲「Chandelier」はノスタルジックなラブソングですね。温かい雰囲気があるんだけど、同時に切なさもこみ上げてくる曲でした。
ユンホ:これはラブソングだけど、今までみんなに会えて良かったっていう僕たちの気持ちも歌っていて、僕は切なさを強く感じるんです。痛いほど切なさを感じてるんだけど、温かい雰囲気があるから、その切なさを隠してる。それで余計切なさが増すんですよね。
——今度のツアーでこれを歌ったら泣いちゃうんじゃない?
ユンホ:いや、全然泣かないッスよ。……いや、でもわからないか。ほら、僕、気持ちで動いてる人だから(笑)。
——「Chandelier」でウルウルさせといて、次の「Baby, don’t cry」で涙を拭きなよと慰めるっていう。そんな東方神起に今度は女性ファンが「Spinning」されそうです(笑)。
チャンミン:あはは。ですよねー(笑)。
ユンホ:でも、男はそういうふうに優しくしないと。これはある意味、いつも通りの東方神起の曲ですね。泣いてる人を抱きしめて、前に行きましょうっていう。前の曲でいうと、 「Telephone」 とか。
——ファンといえば、「Special One」は、ライブでファンとひとつになって、まさにSpecial One=特別な空間をつくれそうな曲ですね。
ユンホ:ライブ感がすごくある曲ですよね。「大好きです」「声を聞かせて」「輝いてるよ」って、ライブを楽しんでるファンが聞いたらうれしくなるメッセージを歌ってる。
チャンミン:「We are one」って歌詞も出てきますしね。僕らはひとつだ、だから君はSpecial Oneだ、っていう。……くぅー、いい歌詞じゃないですか! 僕にも特別な人が欲しいです!(笑)
ユンホ:はい、次いくよー(笑)。
——ラストの「With Love」は、温かくも物悲しいアコーディオンの音色から始まるナンバー。
チャンミン:これはアルバムの中で歌唱力が目立つ曲だと思うんです。というのは、メインとなる伴奏がアコーディオンしかないから。だけど、テクニックより歌ってる人の感情が重要だと思った曲だから、敢えてラフに、気持ちが高ぶるままに歌ったんです。聴いててグッとくる、感動的な歌にしたかったんですよ。
ユンホ:歌詞の内容はそんなに切なくないんですよ。温かくて、マイケル・ジャクソンの「Heel The World」みたいな人類愛をテーマにしてるんですけど、自分的にはメッチャ寂しく感じる曲で。自分のパートが最後なんですけど、「ここでおやすみ」っていう歌詞があるんです。そこは自分で納得できる感情が表現できるまで、何回も何回も録り直したんですよ。僕はこの曲を歌ってるときヤバかったですね、グッときて。
——今回のアルバムは、ラブソングが多いですが、男女の恋愛だけじゃなくて、そういう深くて広い人間愛も歌っていますね。
ユンホ:そう。家族愛とか仲間との絆とか、大きな愛を中心に表現してみたんです。
——では、最後に。ふたりが大きな愛に包まれてるなぁと思うのは、どんなとき、どんな場面ですか?
チャンミン:1日の仕事が終わって、「ちょっと飲みに行こ」って誘うといつでも付き合ってくれるっていう。そういう仲間がいるのは友情とか信頼っていう愛だなって思いますね。あと、こないだ韓国の事務所でパーティーがあって、夜中までワイワイやってたんですね。で、翌朝、寝ぼけてたから急いで服を着て出掛けたら裏表に着てたんですよ。それを写真に撮られてアップされたんだけど、妹から「ちゃんと洋服着て行ってよ」「でもそれもお兄ちゃんのファッションだしね(笑)」って笑いにしてくれるコメントが来て。そういうイタズラにも愛を感じるというか、いつも見てくれてる家族がいるんだっていう愛を感じました。
——ユンホはどうですか?
ユンホ:最近僕が思うのは、帰るところがあるっていうのは愛されてることだと思うんですよ。ホームみたいな場所。寂しくなっても、帰る場所があると頑張っていこうって思える、それが大きな愛じゃないかなって。こないだ、疲れててあまり気分もよくなかったんだけど、ステージに上がったら笑えたんですね。お客さんが笑顔でいるから、自分も笑顔になった。そういうときに愛を感じますね。自分の機嫌が悪いときに、大切な人が何も言わずに隣でニコッと笑ってくれたら機嫌が治っちゃう、みたいな。そういうのが愛を感じる場面じゃないかなって思います。
text 猪又 孝(DO THE MONKEY)
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